いつもメルマガをご覧いただき、ありがとうございます。
2023年も半分が終了しました。
前回の私のメルマガでは上半期のスクール・学習塾経営の傾向と対策をお伝えいたしました。

本日のメルマガでは2022年に80万人を割ったことで注目を浴びた”出生数”についてお伝えできればと思います。

2023年の出生数は73万人（前年-4万人）か？！

早くも2023年は7ヵ月が終了しました。
2022年は出生数が「確定値で77万人」と80万人を割ったことが話題となりました。

現在、2023年1－5月までの出生数の速報値が出ており
・2023年1－5月：30.7万人
・2022年1－5月：32.0万人
・2021年1－5月：33.4万人
となっております。

そのため、上記の傾向が今年一年間継続した場合に今年の出生数は
・速報値で76～77万人
・確定値で73～74万人
と2022年と比較して約4％減少した数字に着地しそうです。

このペースで行くと2025年には70万人前後と加速度的に少子化が進んでいくことが予想されます。

売上＝「商圏内のターゲット人口」×「参加率」×「シェア」×「単価」
と表せることができるため、
・参加率
・シェア
・単価
が一定だった場合、「ターゲット人口の”減少率”」＝「売上の”減少率”」となります。
仮に2025年の出生数が70万人だった場合、2015年の100万人からわずか10年で約30％減少することとなります。

また、当然、限られたターゲットの獲得競争が激化するため
・顧客単価の減少
・顧客”獲得”単価の上昇
などが予想されます。

上記のような環境の中で、改めて
①DX経営
②LTV経営
の促進を意識していただければと思います。

①については経営効率を上げることで、多少売上が下がったとしても利益を確保
②については在籍期間を長くすることで新規が少なくなったとしても生徒数や売上の最大化
に繋がります。

実質賃金低下による教育費の減少も含め、外部環境は決して恵まれてはいません。
是非、皆様の教育理念を大切にしつつ①②を意識していただければと思います。

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