学習塾：シェアアップ・ブランド塾化

学習塾経営においてはグループ全体の総生徒数が企業規模・売上を表すため、生徒数アップこそが経営における最重要テーマといっても過言ではありません。
また地域内での序列やブランドの象徴としての「主要中学・高校・大学」への合格実績確保＝地域一番塾化も重要です。

しかし、少子化・過剰競争の学習塾業界において、単にマーケティング施策を努力する、校舎展開をする、新規事業を展開するだけでは、なかなか総生徒数や合格実績を増やすことは難しくなってきました。
つまり単なる「積み上げ型」の経営努力だけでは、生徒数や合格実績を伸ばすことが難しい時代になっているのです。

合格実績を出すために重要な「母数」である生徒数の拡大（シェアアップ）。
さらに合格実績を上げていくための教務努力とターゲット客層の設定。（学年や学力層・世帯年収など）
この両輪を上手に回していかなければなりません。

また、企業としての学習塾の生徒募集・規模拡大においては、「生徒数1000人の壁」「生徒数3000人の壁」「生徒数10000人の壁」が存在し、その規模に合わせて注力すべき集客テーマ・組織テーマは変化していきます。わかりやすく言えば、優秀な教室長の努力でクチコミにより生徒が増えていく、１～２教室の学習塾経営における「小教室」の生徒募集と、複数拠点を展開する「企業としての」生徒募集においては、重要なテーマが大きく異なるのです。これと同様の現象が、「〇千人規模」の会社で段階的に発生するため、内部の組織体制・管理体制の強化も必要不可欠です。

つまり現在の学習塾経営において、「生徒数」「合格実績」をアップさせるためには、
①企業としてのブラディング・ターゲット客層設定
②上記に基づく全社的な販促・広報戦略
③目標達成に向けた拠点展開・コース・商品展開
④各校舎・各教室の現場努力
⑤各校舎・教室をサポート管理するための本部機能（KPI管理・評価・人事配置など）
を規模・ポジションに応じて適切に実施していく必要があります。

船井総研のシェアアップ・ブランド塾化コンサルティングでは、貴塾の立地や競合状況に合わせて、「自塾の目標」達成のためのご提案をさせていただきます。