2022年のスクール・学習塾業界の時流
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新年明けましておめでとうございます。
また、いつもメルマガをご覧いただき、ありがとうございます。
新年1回目のメルマガは、スクール・学習塾業界の時流についてお伝えいたします。
2022年の戦略構築の参考にしていただけると幸いです。
何もしなければ売上20%ダウン?!
2022年の計画を立てるにあたり、外部環境を整理していきたいと思います。
教育業における外部環境として、以下が挙げられます。
①少子化の急加速出で生数80万人割れ?!
※現在の5歳と比べて約20%、18歳と比べて約30%ダウン
②再度売り手市場により人材採用が困難に?!
・有効求人倍率の推移
2019年1月:1.64
2020年9月:1.04
2021年7月:1.15
③共働き世帯増
習い事の土曜日比率が増に加え、不景気により今後更に加速の可能性大
④景気の落込み:消費が戻っていない&物価高騰・増税
⑤公教育の変化:学校教育がAI・ICT技術で個別最適化された教育へ
①の少子化1つ取ったとしても、5年後にはターゲット人口が20%減少しており、シェアや単価が一定の場合、売上が20%減少することを意味します。
また、少子化以上に注意すべきは「不景気」の到来です。
所得が伸び悩む中で「物価の高騰」「税率等の見直し」により、消費が落ち込むことが予想されます。
上記でも分かる通り、教育業界の外部環境は決して恵まれているとは言えません。
スクール・学習塾企業の成長戦略
上記のような環境のにおけるスクール・学習塾企業の成長戦略の可能性は
①少子化率以上のシェアアップ
②商圏拡大(拠点展開)
③新規事業によるターゲット人口付加
④生徒数・売上が20~30%減少しても成立つモデル確立
が考えられます。
その共通点として、DX(デジタルトランスフォーメーション)となります。
DXと言っても教育業界のDXは
・授業のDX
・自宅学習塾管理のDX
・コミュニケーションのDX
・経営管理のDX
・事務作業のDX
などが存在いたします。
各企業様の
・生産性を上げる1年にするのか?
・シェアを上げる1年にするのか?
・拠点展開を目指す1年にするのか?
・採用を強化する1年にするのか?
などの目標、目的に合わせて何をDX化するのかを検討いただければと思います。
2022年、皆様の企業の更なる飛躍をお祈りするとともにこのメルマガも上手くご活用いただけると幸いです。
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是非ご活用ください。
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