高齢化社会=団塊の世代=シニア扱いは失敗する!

2013年2月26日配信

スクール業界動向予測セミナーの開催までいよいよ約2週間となりましたの
で、今回からセミナーに向けてのカウントダウンメルマガとして、セミナー
でお話しする内容やテーマについていくつか触れていきたいと思います。

第1回目はセミナーの後半に触れる「団塊世代マーケット」の獲得について
です。

今回のセミナーのテーマは「業界動向の予測を通じて、数十年先まで安定し
たスクール経営を成り立たせる経営手法をお伝えする」ことになります。

今後の日本の変化を考えたとき、圧倒的な人口ボリュームを持つ「団塊の世
代」をターゲットとできるかどうかが重要になります。
ちなみに団塊の世代を広義に考えた場合、1947年?1951年に生まれ
た現在61歳?65歳が団塊の世代といわれる他の世代に比べて圧倒的に人
口の多い世代になります。
平均すると1年あたり200万人存在するわけですが、近年の出生数が毎年
100万人程度だと考えると、人口数自体が2倍存在する世代となるわけです。

また、この団塊の世代は所得面においても比較的恵まれており、高度経済成
長時代を社会人として過ごし、また多くの場合、退職金も普通にもらえたた
め、他世代と比較すると裕福な世代だといえます。
人口ボリューム面と所得面から考えても、この団塊の世代を上手に取り込む
ことができるかどうかが重要なのがおわかりいただけると思います。

しかし、この団塊の世代を上手に取り込めているスクールが少ないのが現実
です。
シニア向けの打ち出しを行い、この層にPRしてもなかなか集客できない。
また例え来校してもらったとしても、スクールの内容を見て、入会に至らな
いといったケースが多いのです。

これはスクール側が団塊の世代の実態や意識を正確に把握できておらず、
ニーズを読み間違えているからだといえます。
スクール企業が団塊の世代向けの施策を考える中で間違えやすいのは、

1.団塊の世代をシニア=高齢者扱いしてしまう→団塊の世代はまだまだ非
常にアクティブ
2.団塊の世代は仕事を引退して暇で友達さがしをしようとしていると考え
てしまう
→団塊の世代の多くは実はまだ働いており、意外と忙しい
3.団塊の世代は裕福なので月謝制で多少の金額なら払ってくれる
→月謝制への抵抗感、月々に安定してお金が出てくることに大きな抵抗感
を持つ層が多い
4.団塊の世代はお金にうるさくスクールにお金を出さない
→確かにお金にうるさいこともあるが、月謝制などに抵抗感があるだけ。
払うところにはとことん払ってくれる方も多い

皆様のスクールではいかがでしょうか?
キーワードとなる「高齢者扱いを嫌う」「忙しい」「お金の出方にうるさい」
などについて、思い当たることはありませんか?

上記のような団塊の世代の特徴を把握して、団塊の世代が学びたくなる・通
いたくなるスクールの魅せ方、商品作りをできるかどうかが、団塊の世代の
お客様の集客のカギを握ります。
この経営手法を他社に先駆けて取り入れるかどうかが、大きなチャンスを手
に入れられるかどうかの分かれ道になると思います。

スクール業界動向予測セミナーでは、この団塊の世代の獲得に成功している
スクールの事例をお伝えさせていただきますので、皆様のスクールにおける
団塊の世代獲得の経営ノウハウを学ぶことができます。楽しみにしていてい
ただけたらと思います。

2013年スクール業界動向予測セミナー
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/313237.html?mm=1302

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