資格スクールの業績アップ策はサイトのコンバージョン率を上げる!が最短ルート
資格スクールや英会話スクールなどの高単価系スクールが苦境に陥っているとき、多くの場合その企業は「広告宣伝」を増強します。
新規の反響数が減少している=広告宣伝にお金をかけて反響を増やそう
という動きです。確かに単価が50万のスクールの場合、100万円の広告費をかけて2件の反響を獲得できればペイできたように錯覚しますので、この販促強化の流れは自然の流れにも見えます。
実際に大阪駅近辺では最近あるスクールの広告が非常に目立つようになりました。
この一見、自然な「販促強化」ですが、実はこの手法は最終的に全く新規受講者数は回復せず、その企業がさらに苦境に陥り、経営破綻にいたるケースが多いのが実情です。NOVA・アビバなどがその典型的なパターンでした。
しかし、上記のように一時的に反響数の減少が起こっている資格スクールにとって問題になっているのは、実は「WEBサイト訪問者のコンバージョン率」であることがほとんどです。
要するに「興味を持ってくれているお客様はWEBサイトに来てくれているけど、そのWEBサイトが他社と比べて魅力が劣っているから選ばれない」という状況が原因なのです。
この傾向はサイトの訪問者数のアクセスデータを見てみれば一目瞭然だったりします。
つまりは反響減少はWEBサイトの魅力競争で他社に負けているのが原因ですので、どれだけ広告宣伝にお金をかけても、それは自社の業績アップにつながらず、むしろ他社の業績アップにつながったりしてしまいます。
このような状況のとき、資格スクールの業績アップで取り組むべきことは、ただひたすらにコンバージョン率アップのためのサイトの改善を繰り返し行うことです。1ヶ月単位で小さな改良を繰り返す必要があります。お客様の声や事例の量を増やす、見せ方を変える、講座の打ち出し方を変えるなど…。
教育業界の最新時流、成功事例、経営ノウハウが満載の無料メールマガジン
教育分野専門コンサルタントより、学習塾(集団・個別・自立)・スクール(英会話教室、プリスクール、そろばん教室、音楽教室、幼児教室など)・学童保育(民間学童)など「教育業界経営全般」の最新情報をお伝えいたします。
日々のコンサルティング活動の中での成功事例や、時流の変化、戦略論まで、最新のコンサルティングノウハウを随時掲載していきます!