講師・スタッフという「人」がスクール経営の全てを左右する

2013年11月26日配信

サービス業の中でも、スクール業は特に「人」への依存度が高いビジネスモデルだといえます。
商品力の中心になる「講師」がそもそも人ですし、たとえ動画教材やテキストをフル活用したとしても、入会営業や継続をすすめるスタッフも、やはり「人」になります。

そのため、スクールビジネスにおいては
「どのビジネスモデルが儲かるか」
「どのビジネスモデルが成功しやすいか」
などビジネスモデルにスポットを当てる以上に、「人」にスポットを当てる必要があります。
極端は話をしてしまえば、多少不利な立地やビジネスモデルであったとしても、一流の人材が揃っていれば繁盛企業はつくれるくらいです。

スクール業における「人材」に関するリスクは以下のような点があります。
1.講師の離脱によってスクールの魅力そのものが失われる危険性がある
2.スタッフの離脱によってスクールの高い入会率や継続率が維持できなくなる危険性がある
3.ローコスト販促重視のスクールの場合、スタッフの離脱が販促量を落とす危険性がある
4.安定した人材採用と教育・定着ができなければ拠点展開は不可能

このように「マネジメント」が経営全般に影響を与えるのがスクールビジネスの特徴だといえます。

しかし、多くのスクールにおいては目の前のマーケティングやビジネスモデルに目がいき、このビジネスモデル根本を支える「人材」の問題については、真剣に向き合っておらず、人間関係のみに依存しているケースが多いようです。

この「人材」=「マネジメント」の問題に正面から向かい合ってみることで、飛躍的に業績を伸ばすことに成功した企業も少なくありません。
皆様のスクールにおいても、今一度自社の「人材」についてのリスクや課題などを見直してみてはいかがでしょうか?

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