英会話教室の生徒募集が難しい時代に突入?!

2021年12月1日配信

いつもメルマガをご覧いただき、ありがとうございます。

今回のメルマガは「英会話スクールの生徒募集」です。
全国の英会話スクールにおける幼児募集が苦戦している傾向が出てきておりますので、その点についてお伝えさせていただきます。

意外な落とし穴?!生徒の高齢化問題

全国の英会話スクールで以下のような現象が起こっております。
①英語教育改革等により平均在籍期間の長期化
②幼児生募集の苦戦
③土曜日の通学率の上昇

①によって、多くのスクール、特に4技能対応しているスクールは業績の良い傾向かと思います。
一方で、多くの幼稚園・保育園に英会話レッスン(課外・正課)が普及したことによって、わざわざ英会話スクールに通わせる家庭が減少しています。

平均在籍期間が長くなったことにより課題が顕在化しにくくなっていますが、
数年後、現在のボリュームゾーンが卒業し、生徒数大幅減を避けるためにも一度確認いただきたいことが「学年別生徒分布」です。

学年別生徒分布とは「年齢や学年別の構成比」のことです。
例:100名の生徒で「年少:10名であれば10%」「年中:20名であれば20%」
学習塾企業の中3比率同様、生徒数の推移が順調でも卒業退会学年の比率が高ければリスクが高い経営と言えます。

入会時学年の確認を

ひと昔までは入会学年は年中~小1の傾向が強かったですが、
先ほど記載したよう、幼児での入会が取りにくくなっております。

幼児での入会減少分、小学1~2年が増えていればよいですが、
当然、幼稚園・保育園に入っている英会話スクールはその後の継続も視野にいれています。

そこで
・幼児~小学生低学年の比率が減少傾向
・幼児の問合せが減少傾向
という企業様は、
①幼稚園・保育園との連携強化
②品質における圧倒的差別化
のどちらかを検討いただければと思います。

②は利便性で劣っていたとしても教育品質で勝ることにより
小学生に上がったタイミングで自社に通学をしていただくという内容です。

まずは
・学年別 生徒分布
・入会学年 生徒分布
を算出いただければと思います。

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