社員の表向きの退職理由は経営方針をブレさせる

2014年12月8日配信

最近、スクール・学習塾企業の多くで起きているのが、「経営陣から見れば小さな理由で辞職を言い出す」人間が増えているという現象です。
よくあるパターンとしては
1.お客様からクレームを受けて自信がなくなった
2.労働条件が厳しい(忙しすぎる、残業が多いなど)
3.頑張っているのに上長が評価をしてくれない
4.上長から厳しい説教をされた・侮辱された         などでしょう。

上記のような発言を「退職理由」としてあげてくるのですが、多くの経営陣としては「??」と思うようなことばかりだと思います。「え?そんなことで辞めちゃうの?」という感覚でしょう。

実際のところ、上記のような発言というのは退職理由をそれっぽく演出するための口実であり、本当の退職理由はまったく別の所にありますので、そこを調べるのが重要です。もちろん本人に本音を聞いても出てきませんので、周囲の環境や発言から推測するしかありませんが。
(ちなみに中年女性になると上記に加えて「親の介護」という理由での退職が増えるのですが、私の経験上、定着率の高い企業ではそんな理由で辞めるスタッフはほとんどいません。不思議ですね)

ここで注意しなければならないが、上記のような表向きの退職理由の発言に対して過剰に反応することです。上記のような退職理由を正面から受けとめて会社の体質を変えようとすれば、間違いなく業績は悪化します。

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