異業種の新規事業開始のためには業界を知ることが重要

2013年1月29日配信

人口減少社会の日本において、既存事業、既存商圏のシェアの奪い合いのみ
では企業成長が見込めないため、新たな成長の原動力として、異業種・異分
野の新規事業を始める企業様が増えています。

特に我々のスクール業界においては「スクール・教育業」の括りの中で、同
じ教育業界の他分野への進出を始めるケースが多くなります。これは飲食業
界の大手企業が、焼肉のお店、回転寿司のお店、居酒屋など、飲食業の中で
多角化するのに近いイメージです。
飲食業界の中堅企業が各地でこうした多業態を展開する企業であることを考
えると、今後スクール業界の発展のためには、こうした多角化経営は非常に
重要なことだといえます。

しかし、こうした他業界・他分野への新規事業にチャレンジするときに必ず
意識していただきたいことが、「その業界・分野についてのリサーチをしっ
かりと行う」ということです。
しばしば、この業界についてのリサーチを怠り、客観的なイメージでその業
界の特徴や特性を理解したつもりになって「こういったスクールがあれば当
たるはず!」という楽観主義的な発想でビジネス進出するケースがあります
が、言うまでもなくこのパターンはほとんどが失敗します。

どの業界においても、その業界特有の「クセ」や「特有の課題」が存在し、
また「成功するために抑えておくべきポイント」などが存在します。この
特性の把握をしないままにビジネスを始めても、集客で失敗する、もしくは
事業展開していく中で内部崩壊をするなどのいずれかの問題が起こってしま
うからです。

もちろん、既存の業界の非常識を取り入れることによって大成功をおさめる
ケースもありますが、上記のように業界の常識を理解した上であれば、それ
は「超」常識となり、成功の原動力となりますが、単なる業界の知識がない
状態では本当に単なる非常識になってしまい失敗しますので注意しましょう。
「餅は餅屋」「生兵法は怪我の元」ですから、異業種・他分野への進出の際
には、その当該分野のプロフェッショナルの力を借りることをおススメします。

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