新規進出エリアの新校で最速で地域一番化するポイント

2013年5月7日配信

今回も学習塾セミナーに関連した内容です。

大手・中堅の学習塾企業にとって、既存の地域(県・市)における地域一番は既に確定しているものだったりします。
しかし、少子化が進む中で既存商圏のみで留まっていることは、同時に企業の衰退につながる可能性があるため、不利を承知で新たな県・市に「新規開校」の形で進出する必要があります。
新規開校では合格実績や生徒数などの様々な面で、新規参入企業は不利になりますので、それを覆すために「入会金半額」「講習費無料」「月謝●ヶ月無料」など、様々なオープンキャンペーンを仕掛けます。それでも酷いときには開校後半年で生徒数50名に届かないケースがありますし、逆に競合激化の中でわずか3ヶ月で100名突破の一大勢力に成り上がるケースもあります。

残念ながら新規開校の成功の秘訣は、決して上記のような「オープンキャンペーン」という名のダンピングではありません。むしろ、こうしたダンピング手法は、あとあと校舎の経営にダメージを与えることも多いくらいで、集客効果としては期待できるほどではないのです。

新規開校校舎を成功させることができるか否かは、上記のようなオープンキャンペーンの当たり外れではなく、より精密な「開校後の弱者の立場における経営戦略・戦術」を理解しているかにかかっているといっても過言ではありません。
この新規開校校舎のノウハウを理解していなければ、永久に新校舎が地域一番になることはないのです。

実際に、非常に速いスピードで新校舎の地域一番化を果たした塾から学ぶ、新規進出エリアの開校を成功させるために重要なことは、、
「他塾の優秀生を吸収するイベント講座企画・講師演出・キャンペーン」
「他塾の通塾生の弟妹切り崩し策・キャンペーン」
「地域一番塾を最初はライバル視しない=弱者の競争戦略」
「既存塾アンチ取り込みのための演出(下克上意識層の獲得)」
「小学校低学年層の募集の地域一番化のためのコンテンツ準備」
「他塾からの人材吸収のための採用戦略」

これらの要素を組み合わせ、新校の立ち上げをまっとうできるほどの、スキルと精神的な強さを兼ねそろえた人材を用意することになります。
ここまで徹底した新エリアにおける弱者の戦い方をすることで「最速地域一番化」が実現できるのです。

こうした「新進出地域」において、最速で地域一番校に成り上がる経営手法を持っているか否かが、今後の大手塾においては重要になってくるでしょう。
詳しくは4月21日、5月12日のセミナーにてお話しさせていただきます。

関連セミナー:2013年学習塾経営戦略セミナー
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/313342.html

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