新規事業・新商材導入に失敗しないために ~「目利き」であることが重要な時代~
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人口減少・少子化・所得の低下という「市場縮小」時代の経営において、新規事業を始める、新商材、新商品開発を進めるという経営戦略は非常に重要です。
私のコンサルティング先やスクール経営サポート倶楽部の会員企業様も、大多数がこれらの新たな取り組みにチャレンジしています。
しかし、経営相談などを受けていて感じることですが、「新規事業・新商材導入」という戦略は正しいものの、その第一歩である「何をやるか」の段階で最初から失敗する道を選んでいる企業様が少なくないのも現実です。
「何をやるか」で失敗しているケースとしては主に
1.扱うジャンル・商材のポテンシャルがない(市場が小さい、ブームが去りそう)
2.ターゲット市場は良いが開業のためのFCや教材に問題が多い
この二つがあげられます。
なぜこのようなことがおこるのかの理由ですが、事業検討時、何らかのFCや教材、事例店舗を見て、またその担当企業から熱い解説を受けた段階で冷静な判断が出来なくなる方が多いのです。冷静に考えれば、その担当者はその事業を「売る」ことが目的ですから、メリットを最大に、デメリットを最小にして解説するポジショントークだとわかるはずなのですが、まんまと乗ってしまうわけです。
こういう経営者様は、既に私達に相談をしていただく段階で「心では決めている」ため、どれだけ我々が「そこは止めておいた方がいいですよ…」といっても、「なるほど…」とおっしゃるだけで、意見は変えません。
「何をやるか」で失敗している場合、その後の「誰(担当者)がどうやるか(現場施策)」という戦術・戦闘面で挽回することは非常に困難です。
多角化経営を進めていくためには、実は「新規事業」や「新商材」の可能性や品質を正しく見抜く「目利き」のスキルが必要不可欠なのです。
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