学習塾における保護者の対応・フォローで意識すべきこと
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
学習塾企業の皆様は段々と受験シーズンが近づきお忙しくされているかと思います。
最近お付き合い先等でお話を聞いていると、生徒さんもそうですが保護者の方もここ数年、教育の変化やコロナの状況下で、子どもの学習や進路などで様々な不安を抱えているケースが多いと聞きます。
そのような中で、新規生を獲得することももちろん重要ではございますが、前提としてやはり「足元を固めること=既存の生徒、保護者の満足度を上げ退塾、退会を未然に防ぐこと」も重要です。
そこで今回お伝え差し上げたいのは、そのような保護者の方のフォローについてです。日頃より様々な形で保護者の方とも連絡を取られていることかと思いますが、今一度保護者対応の見直しをいただきたいと思います。
具体的に保護者フォローで行うべきこと
●送り迎えの保護者とのコミュニケーション
●(上記以外の保護者の場合)1日2,3件ペースでの保護者への連絡
を検討いただきたいと思います。
※もちろんのこと、上記にあまり時間を掛けすぎるのもよろしくないため、連絡(電話などの場合)は1本10分などと時間を決める必要性があります。
上記のような取り組みを行うことで、同時に保護者経由で生徒さんの悩みなどを聞ける場合もあり、未然に対応やフォローが可能になるケースもあります。また同時に連絡をきっかけに弟妹の通塾にも繋がるなどのケースも考えられますので、無理のない範囲内で上記を行っていただければと思います。
保護者への問いかけコミュニケーションのイメージについて
保護者への問いかけコミュニケーションのイメージについて下記のようなものが挙げられます。
<報 告>
・今日は数学の確認テストを行いました。因数分解は問題無く理解できていました。
・今回の期末テストでは、前のテストより点数は下がっていますが、平均点も下がっていますので、むしろ成績は向上していますのでご安心ください。
<連 絡>
・塾では新型コロナウイルス対応に○○のことを想定しております。ご協力
よろしくお願い申し上げます。
・今度の月曜日は祝日ですが、授業は通常通りございますのでお間違えのないようお願いします。
<相 談>
・少々、○○さんの遅刻が目立ちますが、ご家庭ではお変わりないですか?
・●●ちゃん(弟妹)は学校生活や勉強の状況はいかがですか?
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