学習塾における中学・高校継続について

2021年10月15日配信

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新学期が始まり、ここから本格的に中3生は受験対策に入っていくことと思います。また小6生は中学進学に向けて準備(一部は中受)を行っていく時期になるかと思います。
ただ皆様方もご存知の通り、同時並行で中3生向けに高校継続のアプローチ、小6向けには中学準備講座などで確実な継続を確保するための施策を行っていかなければなりません。
そこで今回は小6&中3生の進学時に挙げられる様々な問題の解消を塾継続へと繋げていくためのポイントをお伝えさせていただきます。

「中1ギャップ」「高1クライシス」の問題

これは子どもの進級時や進学時に、いじめや不登校などの問題が増加する現象のことを指しています。急激な環境の変化や心身の発達などが作用しあって起こるものと考えられていて、学校現場では以前より重要な教育課題として受け止められてきました。
まず「中1ギャップ」は、中学校に入学したばかりの生徒が、環境の変化や学習内容の変化に馴染むことができず、不登校になったり、いじめなどの問題が増加したりする現象を指します。
具体的には「集団が大きくなり、人間関係が複雑になる」「一番上の学年から、急に一番下の学年になる」「定期試験の結果が重視されるようになり負荷が増える」「学級担任制から教科担任制に変わる」といった、様々な変化がその要因だと言われています。
実際に来春に中学入学を控える小学6年生と今春入学した中学1年生ともに、中1ギャップに関してコロナ禍ならではの不安を感じていることが、ベネッセコーポレーションが調査した結果では、中学入学に不安を感じるか聞いたところ、下記の様な結果が出たそうです。

●小学6年生は「不安」70%、「あまり+まったく不安はない」30%。保護者は「不安」76%、「あまり+まったく不安はない」24%。7割以上の親子が不安に感じている。
●中学入学後に不安に感じることは、「授業についていけるか」55%、「定期テストで良い点数がとれるかどうか」48%、「宿題や予習・復習がこなせるかどうか」43%、「新しい友だちを一から作ること」40%、「部活動での先輩との上下関係」21%の順に多い
●今春入学した中学1年生が中学入学後に感じた違い・ギャップは、「定期テスト勉強が難しい」が62%ともっとも多く、「定期テストで上位の成績をとること」51%、「授業内容が難しい」49%、「部活と勉強の両立」48%、「予習・復習が大変」43%が続いた。学習面に関する課題が多い。
●小学校時代にもっと学んでおけばよかったと思うことは、「英単語を覚えておくこと」「算数で計算をミスなくできるようにしておくこと」「小学校範囲の漢字を覚えておくこと」等、基礎・基本に関する項目が上位にあがった。
引用)株式会社ベネッセホールディングス <コロナ禍での中学入学に関する意識調査>https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20210901release.pdf

また高校生における「高1クライシス」も中1ギャップと同様に、高校へ入学したばかりの生徒が学習や生活面での変化に適応できず、不登校になったり、すぐに退学したりしてしまう現象のことを指します。
学区が広範囲になることで、幼少期からのつながりが切れて新しい人間関係を構築しなければならなくなったり、学力レベルの近い同級生に囲まれることで自分の得意分野がそれほどでもないと気づいて自信を喪失したり、といったことが主な原因だと言われています。

「中1ギャップ」「高1クライシス」の問題や事例を、その対策などを含めて生徒、保護者に伝え継続に繋げる

上記の問題を、自塾での事例やケースを含め把握し、それに対してどのような対策が必要なのか、どのような対策を行っているかということをお伝えする必要があります。
自塾の事例回収では、実際に生徒さんよりヒアリングやアンケート調査を行って頂き、客観的なデータや内容も収集いただきたいと思います。

ただ、そうは言えども全ての生徒に同じように対応していただくのは難しいかと思います。
そのためアプローチは階層別に行っていただきたいと思います。
具体的には、
A層:公立高校や第一志望校への合格可能性が高い、勉強への意欲も高い
本人や保護者の塾や塾の講師に対する信頼や満足度が高い
通塾年数2年以上、紹介件数1名以上、所得が比較的高い
B層:公立高校や第一志望校への合格可能性は高くは無い、
勉強への意欲は普通
本人や保護者の塾や塾の講師に対する信頼や満足度が高い
通塾年数1年以上、紹介件数1名以上、所得は一般的
C層:公立高校や第一志望校への合格可能性がかなり低い、
勉強への意欲はかなり低い
本人や保護者の塾や塾の講師に対する信頼や満足度が普通~低い
通塾年数1年未満、紹介件数0名、所得が比較的低い

というような形で主にA層とB層の一部の方を中心にアプローチを行っていただきたいと思います。

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