子どもスクール業界の販促訴求ポイントの変遷
新年第1回目ということで、過去を振り返りながら「子ども向けスクール」におけるマーケティング上の訴求ポイントの変遷についてお伝えしたいと思います。
◆「業種」「ターゲット客層」訴求期
子ども向けスクールの初期はシンプルに「習い事のジャンル」を販促でアピールするだけでOKでした。競合が少なく、習い事の種類も少なかったからです。タウンページなどが機能したのはこの時期ですね。
※しかし、現在でも業種やターゲット表記は必要不可欠ですのでご注意ください。
◆「メソッド・特徴」訴求期
スクール種類や競合企業数が増えてくる中で重要になってきたのが、差別化のための「スクールのメソッドや特徴」を伝えることでした。●●式、●●流、●●学習法などの表現です。
しかし、現在ではメソッドのみでは人は集まりません。そもそもメソッドだけでは顧客が求められる効果を表現しておらず、業種もわからないため、単語そのものに意味はないからです。ブームになっていないメソッドに意味はないということですね
例:「極真流」だけでは顧客は何か分かりません。「極真流空手」だからこそ意味があるわけです