世界経済の動向をニュースでご覧になられている方は、今回の様々なニュースが日本国内に今後与える影響の大きさにお気づきかと思います。
輸出依存型の日本経済においては、表面上を取り繕うことはできても、これから2~3年間は抜本的に景気が上向く可能性は非常に低いといえます。
今回の世界同時株安や円高問題は、直接的にスクール業界に大きな影響を与えることはないのですが、その影響は他業界を経由して、ジリジリと迫ってくると思われます。
2009年前後のリーマンショックの頃にも私はSBレポートで「不景気時代のスクール経営のあり方」について書いていましたが、これからの時代も改めて不景気対策のスクール経営を意識していかなければならない時期になっています。
【不況期のスクール経営において意識すべきこと】
・売上変動に耐えられるだけの固定費の圧縮(ローコストオペレーション)
・広告費圧縮にも耐えられる新規客集客ルートの確立
・不景気に受け入れられやすい商品づくりと広告づくり
・売上の変動を予測するための徹底した顧客管理
・消費者不安を取り除くためのセールストーク
・来校者1人あたりの入会率を高めるための徹底フォロー体制
(2008年11月のSBレポートより)
また、これだけではなくセミナー開催が迫っているパソコンスクールセミナーの予告編として、パソコンスクール向けページにアップさせていただいた記事の「パソコンスクール生き残りのための絶対条件
http://www.school-keiei.com/gyoushu/pcschool.html
」にも書いてありますように、環境の大きな変化に耐えられるだけの安定したスクール規模(パソコンスクールでは生徒数100名以上)をこの1~2年で実現できるかどうかも大切になります。
不況期においては、消費者の行動が慎重になるため、企業も二極化してしまいます。そのため「勝ち組」になっていることが生き残りのための絶対条件になるのです。
このように長期スパンで考えてみると、これからの秋戦線や春戦線は「大きな変化が起こる直前の時期」だといえます。このタイミングでスクールの集客体制を整え、安定経営体質にしておきたいものです。
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http://school-keiei.com/seminar/311401.htm
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