多角化企業、複合スクールが陥る 無意識のセクショナリズム=機会損失
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近年の私のコンサルティングのメイン舞台は、「地域・業界NO.1を目指す」企業様か、「事業を多角化、複合スクール化し、将来への備えをする」企業様になっています。
後者の「多角化」「複合化」をしていくことは、現在のように業界のライフサイクルが速く、人口減少が続く世の中にとっては、非常に重要な戦略なのですが、まだまだこのような多角化企業の事例が世の中では少ないため、経営のセオリーや注意点のマニュアルが存在しておらず、様々な障害に突き当たることが多々あります。
多角化・複合化している企業において、よく見られるのが「各部門間の無意識のセクショナリズム」です。つまり、各事業部がお互いの事業を尊重してはいるが、全く連携は取れておらず、個々の事業部が独自で頑張っているという状況です。
他に依存せず独自で頑張ること自体は素晴らしいことですが、せっかくの様々なチャンスを活用できていないことは問題です。
多くの場合、経営者様は事業部間の相乗効果を期待して多角化・複合化しているのですが、その期待に応えられていないケースが少なからずあるのです。
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