団塊ジュニア世代の獲得はスクール経営を30年安定化させる!
前回は「団塊の世代」の獲得における失敗しやすいパターンと問題点につい
てお伝えしました。
今回はセミナー内でお伝えする、もうひとつの魅力的なターゲット市場=
「団塊ジュニア」世代の獲得についてご説明したいと思います。
まず、団塊ジュニア世代の定義についてですが、団塊ジュニア・ポスト団塊
ジュニア世代を合わせて考えると、生年は1971?1979年の世代です。
およそ33歳?38歳の世代ですね。
こちらの世代の人口ボリュームも多く、1世代あたり平均約190万人にな
ります。
※2013年生まれは約100万
このように団塊ジュニア世代は人口ボリュームとしては、団塊の世代に次ぐ
多さを誇り、さらには現在働いている世代になりますので消費意欲も旺盛で
す。しかし、なぜかこの世代がスクールのターゲットとして扱われることが
近年少なくなっています。
この理由は所得と背景事情になります。
団塊ジュニア世代は不景気真っ只中で社会人になり、所得がなかなか上がり
にくい世代です。男性の平均所得に関しても、400万円以下が80%存在
する世代です。
さらには現在家庭を持っている年齢層であるため可処分所得が少ない、こう
した理由から人口ボリュームがあるにも関わらず、メインターゲットとして
扱われない層になっているのです。
ただ、見方を変えると現在の子供・幼児向けのスクールは「保護者」として
は、この層がターゲットになっていますので、近年の幼児教育ブームはこの
層が牽引しているといえます。
つまり「子育てにはお金を使うけど、自分のスクール通いは金銭的にできな
い、しない層」。
これが団塊ジュニア世代の一般的な見方です。
しかし、この団塊ジュニア世代を上手にスクールに取り入れることができれ
ば、今後30年間の有望な顧客になりうる層です。そういう意味でこの団塊
ジュニア層の獲得は、困難ではありますが、大きな潜在力を持つビジネス
チャンスだとおわかりいただけると思います。
一見困難に思える、この団塊ジュニア層の取り込みに成功しているスクール
企業様も、やはり存在します。同業界の他企業が他の世代をターゲットとし
ている中、確実に30代のハートをつかみ、集客に成功しているのです。
スクールセミナーでは、こうした団塊ジュニア世代の集客に成功している企
業様の事例や経営手法を通して、団塊ジュニア世代獲得の経営ノウハウをお
伝えいたします。楽しみにしていただけたらと思います。
2013年スクール業界動向予測セミナー
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/313237.html?mm=1302
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