即断即決・意思決定の速さと業績の相関関係

2013年10月8日配信

ある企業様での社員研修のときのこと。
参加者の方からの質問でクチコミ紹介促進についてのあるテクニックを私が研修内で話をしたところ、研修終了後、即座にその企業の経営者様が「今日出たあの手法は早速全社でやらせます!」とマニュアルに取り入れることを決めておられました。会社のこれまでの仕組みを大きく変える施策ですがそれを断行し、結果的に昨年対比を大きく超える結果が出ました。

ある企業様であった出来事。
地元であるFCのビジネスモデルが大成功しているが、そのFCは元々自社で加盟を検討していて、資料請求も行い色々と調査をしていた。しかし、先にライバルの企業に加盟されてしまい、結局そのビジネスに着手することができませんでした…。

ある企業様での出来事。
社員の提案であるスクール以外の事業を立ち上げる案が持ち上がった。その社員の意気込みや元々興味があった領域のビジネスだったため、早速事業の立ち上げに取り掛かった。
しかし、想像以上に手間のかかる事業であることが立ち上げ後判明…。結局半年で事業は撤退したが、そのとき経営者様は「前々から興味があったビジネスだったけど、もうこれで未練がなくなりました。本業の方に集中します!」とのお言葉。

即断即決・巧遅拙速など、意思決定の速さの大切さを伝えてくれる言葉は多いものの、実際にはなかなか難しいものです。特にスクール業に携わる方は、知的で頭脳派の方が多いので、ひとつひとつの施策のリスクやデメリットも見えてしまい、つい意思決定に慎重になってしまうケースが多いようです。

しかし、経営コンサルタントをしていると、上記のような「意思決定の速さ」が経営において大きな意味を持つことを感じる場面が多々あります。
伸びている企業様の多くは直感で「これは良いものだ」「この人は信頼できる」などを感じたとき、即座に行動にうつす傾向がありますが、これが成長の大きな原動力になっていることは間違いありません。

意思決定の速さ。
時にはマイナスに思えることもあるかもしれませんが、今一度重要性を再確認していただければと思います。

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