学習塾・スクール企業独自の強みと仕組み化

2021年10月6日配信

カテゴリ:
経営戦略

いつもメルマガをご覧いただき、ありがとうございます。

コロナ第5波は一旦落ち着き、スクール・学習塾においても9月中旬以降は新規反響が生まれておりますので、販促・集客活動を進めていただければと思います。一方、今後第6波の可能性も考えられるため、最悪の事態を想定した経営は引き続き求められます。

さて、今回のメルマガでは「企業独自の強みと仕組み化」についてお伝えできればと思います。
特に複数拠点展開を行っている企業様、これから行う予定の企業様におかれましては重要なテーマになります。

自社独自の強み

ご存知の通り、少子化・不景気の到来により、スクール・学習塾業界は今後 市場が縮小していくことが予想されております。

上記は、教育業に関わらず全業種に言えることですが、市場拡大の際は「周り(競合他社)と同じことを行っていれば自社も成長できます」が、市場縮小の中では「自社の売上・生徒数は減少」していきます。
その中でエンドユーザーから選ばれる教室になるために差別化を行う必要があります。

船井総研での差別化の8要素は以下となっております。
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1.立地
2.規模
3.ストアロイヤリティ
4.商品力
5.販促力
6.接客力
7.価格力
8.固定客化力

1~3を戦略的差別化=すぐに変えられない
4~8を戦術的差別化=企業努力で変えられる
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スクール・学習塾企業に置き換えた際には
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1.立地(モデルによるが駅前立地、学校前立地、住宅街)
2.規模(拠点数、シェア、生徒数)
3.ストアロイヤリティ(ブランド、歴史、合格実績)
4.商品力(教務力、講師力、)
5.販促力(WEB、紙媒体、紹介など)
6.接客力(営業力)
7.価格力
8.固定客化力(フォロー力、継続期間)
———————————————————————–
となります。

是非、「縦軸に上記8つの項目」「横軸に自社と競合他社」を入れて対比表を作っていただき
・自社の強みがどこなのか?
・それを社員や地域の方に伝えられているか?
を再確認いただければと思います。

拠点展開を行うと強みがなくなる?

一方でよくあるケースとして、拠点展開を行うと
・マンパワーに依存していた長所が弱まる
・標準化を求め短所に目が行きやすい
など短所是正になりがちです。

もちろん短所を是正することも必要ですが、すべて標準的な品質になると特徴のない企業になるため、注意が必要です。

・自社の強みが何なのか?
・今以上に拠点展開を行った際に維持できる強みなのか?
・維持できないのであればどこを強みにするのか?
・強みを活かすために何を仕組み化しないといけないのか?(下限品質の維持)
を改めて考えていただければと思います。

 

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