今月からのKPI:『重点ターゲット年齢退会率』 (主に学習塾・キッズスクール)
春戦線・新年度は「新規集客」に意識が向きがちですが、同時に注意しなければいけないのは「退会」です。
年度の切り替わりは以下の理由での退会が増えます。
1)卒業や学習塾への切り替えなどで「卒業的退会」が増える
2)多くのスクールが生徒募集をするため乗り換えをする客層が発生する
3)新年度の生活環境の中で、「忙しくて」などの理由の退会が生まれる(特に新中一)
特に1については学習塾における「小6・中3・高3」は対応学年によっては必然の退会になってしまいますし、習い事系のスクールにとっても、小4以上、特に小6は退会が急増してしまいます。
スクール・学習塾経営にとって一番避けないといけないのは、春戦線で新規集客が増えたにもかかわらず、それ以上の退会が春に起こるという状況です。
そのため、過去の統計データを洗い出して、「2月~6月の期間中に退会が発生しやすい学年」を決定し、そのターゲット学年の退会率を抑えていく努力が必要になります。
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