今年の夏期講習は単価ダウン!?まだ間に合う講習売上維持のためのポイントとは?
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学習塾企業様はそろそろ定期テスト対策が落ち着き、次は夏期講習がまもなく始まるころかと思います。
そこで今年の夏期講習の傾向として、やはり講習単価が減少傾向にあります。
夏期講習は単価ダウン?!企業間・教室間格差の進む
学習塾企業における夏期講習の傾向として、やはり講習単価が減少傾向にあります。
(※例年を100とすると80%前後か?)
以前からお伝えしていた実質賃金の低下が影響をもたらしております。
一方で傾向を見ていると
学習塾の「企業間格差」に加えて「教室間(教室長間)格差」が広がっております。
つまり、消費者が「より慎重になっている」「財布の紐が固くなっている」中で
・信頼できる企業や教室(教室長)からの提案であれば今まで通り
・少しでも不安な点があると大きなダメージを受ける
という構造になっております。
上記は学習塾の夏期講習に限らず、スクールにおける「新規集客」「退会率」なども同様の傾向にあります。
そのため、特に拠点展開している企業では
・下限品質を高める(本部機能・マニュアル・ツール類など)
・いち早く問題が起こっている教室(個人)を発見できる仕組みの導入(スプレッドシート・ZOHOなど)
が必要になります。
物価高に対して賃上げが追いつくまでに数年は要することが予想されるため、早めの対策が求められます。
まだ間に合う夏期講習売上維持のためのポイントとは?
夏期講習売上を維持させるためのポイントとしては
「下限品質の維持」「教室長のレベルアップ」が求められますが、目の前の対策として2プライス作戦はふけ有効と思われます。
これまでは「松竹梅の3つを提案して竹(真ん中)で着地させる」ことをお伝えしておりましたが、
不景気の中では「松(一番安い提案)」に落ち着く可能性が高いです。
そのため、
・本当はこれ全てやるべきという「フルパッケージ」
・最低限これはやらないといけないという「最低限パック」
の2つの提案をして最低限パックで着地させるイメージとなります。
「最低限パック」が以前までの「松」と同じくらいの価格帯にできるのがベストですが、現実問題少し松より安い価格帯で落ち着くことが予想されます。
レベルの高い教室(教室長)はこれまで通りで問題ないですが、少し不安な教室(教室長)では上記の2プライス作戦を試していただければと思います。
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