人材採用難が再び?!塾・スクール企業における人事戦略
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本日の気付きは「人材採用」です。
人材採用難が再び?!
ご存知の通り、コロナ前までは「超売り手市場」だったため、教育業においても人材採用は大変でした。
一方、コロナの影響により2020年3月~2021年春までは比較的採用がしやすく、同じ媒体に同じ求人費をかけた場合でも問合せ数が2~3倍発生をしておりました。
しかし、コロナの影響が少しずつ緩和していく中で採用の反響が再び取りにくくなっております。
実際の有効求人倍率で見た場合でも以下のように推移しております。
・2019年1月:1.64
・2020年9月:1.04
・2021年7月:1.15
また、人数は取りやすくなりましたが、
・経営幹部層
・デジタル人材
など優秀な層の採用は引き続き難しい状態が続いております。
「脱補欠採用」と「数から質への転換」
上記のことを踏まえると
やはり即戦力や優秀な人材の採用を狙いにいくのではなく、
①求人母数(反響数)を最大化するための施策
②採用基準の明確化
をまず行っていただければと思います。
避けたいケースは、
・人が辞める
・急いで求人
・母数が少ない中で「普段だったら採用しないな~」という人材を採用せざるを得ない
と言った”補欠採用”です。
経営を上手くされている法人様は、事業計画以上に人事戦略がしっかりしています。
・まずは「補欠採用」を避ける
・上記をクリアした上で「育成体制」の構築
・●年後の未来の組織図をつくる
を行っていただければと思います。
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