人事・評価制度がスクール経営において重要になる

2011年12月7日配信

カテゴリ:
人材採用・育成

今回のメルマガは12月5日の12月度のスクールビジネスアカデミーでお話させていただいた内容、SBレポートで書かせていただいた内容「2012年からのスクール経営において重要なこと」の中でマネジメント面で重要となってくるテーマについて書かせていただきます。

スクールビジネスのように労働集約産業の場合、「人」のモチベーションの大小がビジネスの成否に大きく影響をすることになります。また、これからの日本社会のように淘汰・混乱・大変化の時代においても、既存の価値観やビジネスモデルが変革していく時代ですから、「人材」の質が問われることになります。

具体的には、「時代適応した利益の出るビジネスモデル」をつくるためにも人材が必要になりますし、現場が効果的な集客手法を継続するためにも、またクチコミ紹介が生まれるようなハイレベルな接客対応をするためにも、いずれにしても「人材」が重要になってきます。

これからの時代を勝ち残るための「優秀な人材」を社内に確保するために大切なのが「人事・評価制度」になります。どれだけ優秀な人材、能力がある人材だったとしても、働いている職場で自分の明るい未来・将来性を感じないような状況では、本来の能力が発揮できませんし成長もしません。

社内で人材を育てて、定着させていくためには、「正しい行動をしたら評価される」「結果を出したら評価される」「自分の成長を会社が認めてくれ、待遇も良くなる」ような、人事・評価制度を構築することが大切になります。これらの制度を整備する事が、「働きがいのある会社づくり」につながり、生産性の高い組織づくりにつながります。

しかし、人事・評価制度というと「売上歩合」のような刹那的・短期的な売上をその都度評価する企業がありますが、こうした刹那的な売上連動の評価制度では、社員は自分の「将来」を安心して考えることができませんので注意が必要です。

人事・評価制度において大切なのは、目の前の給与の多寡よりも「未来・将来への安心感」を感じるかどうかが重要だとお考えください。

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