ローコスト販促はなぜ重要か

2012年4月17日配信

カテゴリ:
集客・マーケティング

いつもメルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。
スクール・教育ビジネスチームの原です。

春の集客戦線も、いよいよ終盤戦。
今回も、皆様のスクール集客に活かせる情報をお届けします。

今回のテーマは、「ローコスト販促の重要性」についてです。

スクールビジネスは、1拠点あたりの月商が100~200万の規模のスクールが多く、それほど売上の絶対額が大きな業界ではありません。それゆえに、経費コントロールの巧拙が利益体質か赤字体質かの分かれ道となります。

経費のなかでも、人件費や家賃は簡単に調整できません。やはり、柔軟に調整しやすいのは「広告宣伝費」です。

柔軟な調整が効きやすい反面、過去経営破綻した大手の英会話スクールやパソコンスクールのように、集客できないからといって無軌道な大量広告を繰り返せば、あっという間に広告宣伝費率が30%を超えてしまいます。

従って、スクール経営を利益体質にするには「広告宣伝費率を10~15%以下に抑えながら、安定した集客を実現する」のがセオリーだと考えましょう。
つまり「お金を使わずにお客様を集める」というノウハウを極めていく必要があるのです。

広告宣伝費率を15%以内に抑える、ローコスト販促。
これがスクールビジネスにおいては大きな制約条件になります。
新聞折り込みチラシやフリーペーパーの広告などは、スクールの広告宣伝費枠から考えると高額すぎ、定番の集客手法にするには無理が出てきます。
実際に、新聞折り込みチラシやフリーペーパー、雑誌広告などからの集客を支えとするスクール業態は多くの場合、最終的に赤字化したスクールになっていきます。

では、どのような集客手法を軸とすればよいのか?
広告宣伝費を抑えたスクールづくりには大きく分けて3つの方向性があります。

1つ目は「立地やスクール外観・HPなどで集客をする」
2つ目は「ポスティングなどスタッフの人海戦術で集客をする」
3つ目は「圧倒的な実績やブランドからクチコミ紹介で集客をする」

この3つです。
1は充実した商圏や的確な経営判断があれば成り立つスクールです。
2は意識の高いスタッフが必要不可欠です。立地の不利や商圏の不利を克服するために、空き時間を有効活用し販促活動を行います。
3はとにかくクチコミや紹介の連鎖を起こし、拡がるクチコミ紹介で集客を維持し続けるバイラルマーケティングの発想になります。

この3つのいずれかが他社と比較して圧倒的に優れていれば、スクールの集客&利益体質は保証されます。逆にどれも未熟であれば、いずれは競合他社に飲み込まれてしまいます。

ローコスト販促の3つの方向性のうち、どれを自校の基盤に据えるか。
ぜひ、皆様のスクールでも検討してみてください。

ローコスト販促の具体的な事例やマネジメント方法については、4月21日(土)、23日(月)に開催される「スクール集客 集大成セミナー ローコスト販促編」にて公開いたします。

セミナーのお申し込み締め切りまで、あとわずかです。
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