ストックビジネスだからこそ「下限品質」の管理
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高単価商品を販売する小売業においては「一部の営業マンの長所伸展教育」によって、売上を大きく伸ばすことが可能です。いわゆる「2:8の法則(2割の人間が8割の売上を上げる)」が、スタッフにおいても成立することがあるそうです。
一方で、学習塾・スクールビジネスにおいては、一部のスタッフの長所伸展教育では、入会者数を一時的に増やすことはできるかもしれませんが、結局、スタッフ個々の力が劣っていれば、スクールの品質が悪化し、退会が増えてしまいます。
つまり、「学習塾やスクールビジネスは『ストックビジネス』である」がゆえに、下限品質が重要になってくるわけです。
いやゆる「登山チームの論理」(=組織内の最も力のない人間の力が、組織全体のチームの力となってしまう)が当てはまるのです。