スクール業界に流行しやすい「先生病」と「小成功病」

2012年12月11日配信

スクールビジネスを経営する上で、経営者の方、経営幹部、管理職の方が常
に自分を戒め、注意しなければならないのが「先生病」と「小成功病」につ
いてです。インフルエンザは一時的な発熱ですみますが、この二つの病は症
状がわかりにくい上に、長期的に経営に悪影響を及ぼすからです。

「先生病」
生徒や会員から「先生」扱いをされるうちに、徐々に自分自身が「偉い」よ
うに錯覚してしまい、謙虚さが失われてしまう。症状が悪化すると「他人の
意見をきかない」「部下の意見をきかない」「常に自説が正しいと思って
議論をふっかける」などの傾向でてきます。
この結果、徐々に生徒や社員の心が離れていき、緩慢な業績低迷が起こるこ
とになります。
※「他人の意見を聞く」ことは誰でもできるのですが、その意見を聞いたと
きに「自分の現状を肯定するために相手を否定する」人が多いのです

→予防法:より自分よりもレベルの高い事例や人物に触れ続けること。
自分自身が説教や注意を目上の人から受けられる機会を用意すること。
素直さ、謙虚さを持ち続け、幅広い人からの意見を聞ける状況を持ち続ける
こと。

「小成功病」
数拠点の成功や時流に乗った一時的な成功を「自分の才能が高かったからだ!」
と考え、過去の成功体験をベースにして、今後も成功が続くとカンチガイし
てしまう。
症状が悪化すると周囲の成功者から学ぶ姿勢がなくなってしまうため、社内
のノウハウや経営戦略が進化せず、時流適応できなくなってしまう。

→予防法:現状の自社の成功は「明日の失敗の原因」と考えるクセづけを持つ
大成功=自分よりもレベルの高い事例や企業から学び続けること

上記のスクール業界に広がりやすい問題2点、今一度振り返ってみていただ
けたらと思います。

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