スクール・学習塾の「空気」
多くのスクールや学習塾を見ている中で、言葉ではなかなか伝えづらい、
しかし決定的に繁盛教室と不振教室で差が生まれるものに
「教室の空気」の違いがあります。
言葉ではなかなか表現しづらいのですが、
1)レッスン中の講座の雰囲気
2)レッスン中の待合スペースの雰囲気
3)レッスンの開始前・終了後の受付・見送りの雰囲気
4)自習室や休憩時間中の雰囲気
これらに差が生まれます。
私の経験上、地域一番のスクール・学習塾の繁盛教室の場合
「メリハリがある」ことが多いようです。
講座中、授業中などの真剣に学ぶ時間においては、
厳しく、空気が張り詰めるような緊張感がある一方で、
リラックスできるタイミングや休憩時間中は笑顔や会話が耐えない、
そんなめまぐるしい変化があります。
(一流のスクール・塾を視察すると、とにかく厳しい空気で驚くことが少なくありません)
ゆるすぎる雰囲気の中では、なかなか
「学ぶ」「競争する」という感覚が醸成されず、
どうしても成果が出にくい傾向があります。
結果、表面上は良い雰囲気が保たれていますが、
業績としては伸び悩んだりします。
一方でただ厳しいだけ、重い雰囲気がある、暗い教室は、
そもそも子供も講師も元気がなく、
一目見て「入会したい!」という気持ちにはなりませんし、
生徒も続けるのが嫌になってしまうことが多いようです。
だからこそ、引き締めるときと緩めるときを上手に使い分けることが大切なのでしょう。
しかし、この教室の空気というのは、なかなか自分では気づけないものでもあります。
そのため、機会があれば他の繁盛教室を見学し、
自教室との違いを積極的に学ぶことも大切なのです。
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