スクールビジネスの特性を見極めて事業の優先順位を見極める!<後編>
<落とし穴その2:低単価多数集客モデルへの憧れ>
目先の集客に苦戦しているとき、競合に顧客を奪われてしまっているときに陥る落とし穴が「値下げ」「安売り化」です。どうしても価格競争が頭にあるため、つい安売りをすれば顧客が集まるかも…という気持ちになってしまい、低単価販売を始めてしまいます。
しかし、スクールビジネスのように人件費が売上に変動費として連動しやすいビジネスの場合、原価となる人件費や講師費を削減できないため、売上単価を低下させることは、同じ利益を出すためには、その分の客数アップを必要とします。
また、客数が増えるということは、設備の消耗、スタッフの消耗が激しいため、見えないコスト負担も増えてきます。
結果、安売りしても利益を維持するだけの集客数のアップが見込めない、客数が増えすぎてしまって管理が大変になるといったデメリットが生まれ、経営的に行き詰ってしまうのです。
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