スクールビジネス「ほっと」タイムス
◇「減少」時代の次の一手
8月のシーズンに入ると、多くの企業様では「来年度」の事業計画の話となります。
事業計画を構築していく中で、企業の将来図が長期的・大きい企業様であればあるほど、現状の事業の市場の縮小を前提として、「商圏の拡大」「対象年齢層の拡大」の両方を意識しておられます。
現実に「減少」時代においては、地方企業では子ども人口が1年で5~10%程度減少しているケースがありますので、業績の横ばいを維持できているだけでも、現場はかなりの努力をしており、成果を上げているといえます。しかし、昭和型の評価制度では「業績上がらなければ給与は上がらない」ため、頑張った社員の心が離れていくのも事実・・・。
減少時代のスクール経営においては「事業戦略」と「社員の評価待遇」この両面について最適な施策を行っていかなければ、事業の継続は難しいといえます。