スクールをコミュニティ化して集客する!
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スクール・教育ビジネスチームの原です。
スクールの皆様方にとっては、集客シーズン真っ只中といったところでしょうか。
前回に引き続き、皆様の集客活動にお役立ちいただける情報をお届けします。
今回のテーマは「コミュニティ集客」についてです。
「コミュニティ集客」とは、顧客同士のつながりを強化してスクールをコミュニティ化し、自校のファンになってくれる層を広めていくことです。
今後の日本は、人口が減少に向かい、マーケットが縮小することが予想されます。全体のパイが縮んでいるわけですから、新規顧客をガンガン取っていくような、いわゆる「狩猟型」のビジネスモデルには限界があります。
むしろ、縮小するパイの中で、経済面でもロイヤリティ面でも上位の優良顧客層を育てつつ、1人あたりの生涯客単価を最大化させるような「農耕型」のビジネスモデルが、時流に合ったビジネスモデルといえます。
スクールに限らず、ロイヤリティの高いお客さまとは、自分が執着のあるものに対してはお金を多く使うものです。
これは、最近人気を集めている某アイドルグループがいかにしてファン層を獲得しているか、という実態からも伺えますよね。
このようにファン同士のコミュニティを作ることで、自社につなぎとめておくというやり方は、人口減少時代においてまさにぴったりの手法です。
ただし、こういった上位顧客層は、一種のマニアともいえる方々なので、中途半端なやり方では共感を呼ぶことができません。
徹底してやり切る姿勢が必要です。
例えば、ある子ども向け英会話スクールでは、子どもたちの自発性を育むために、スクール内の独自通貨が発行されています。
独自通貨はスクール活動の中でお菓子と好感したり、イベントとして行われるフリーマーケットで、いろんな景品と交換ができる仕組みになっています。
独自通貨にもスクールのキャラクターが印字されているなど、徹底したこだわりようです。
このように、徹底したこだわりで自校のファンを育てることが、クチコミを生み次のファンになってくれる人たちが自然に集まるようになります。
特に、Facebookなどのコミュニティツールの普及も考えると、こうしたクチコミは今後ますます発生しやすくなります。
人と人との結びつきを強めるコミュニティ集客、ぜひ皆様のスクールでも取り入れてみてはいかがでしょうか?
ここで取り上げたコミュニティ集客の事例は、次回のスクール・教育ビジネスチーム主催のセミナー「スクール集客 集大成セミナー 時流適応集客編」で詳しくお話しいたします。
来月4月21日(土)、23日(月)の2日間に分けて開催されるこのセミナー、船井総研のスクール集客ノウハウのすべてを、この2日間結集した、まさに「集客の集大成」とよべるセミナーです。
今回は、東京会場は「時流適応集客」、大阪会場は「ローコスト集客」と各会場ごとにテーマを分けてお伝えします。
今後、このような形での開催予定はございません。
集客を強化したいとお考えのスクールさまは、この機会をお見逃しなく、ご参加ください!
セミナー内容についての詳細、お申し込み方法は、こちらをご覧ください。
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