スクールの「生徒募集力」の4段階

2013年6月4日配信

スクールの新規集客するための力を段階ごとにわけるとすると4段階にわけられます。

レベル1:集客努力ゼロ型=新規集客の努力をしていない、知人紹介などに依存してしまっている状態
レベル2:マス販促依存型=経営者や本部主導のチラシやフリーペーパー、WEB広告、立地などに依存している状態

レベル3:現場販促融合型=上記の本部・経営者主導のマス販促だけではなく、個々の現場スタッフが地力でできるローコスト販促も頑張っている状態

レベル4:イベント集客モデル活用型=マス販促やローコスト販促に加えて、定期的に集客用のイベント講座や体験講座を導入し、一気に集客を爆発させられる武器を持った状態

新規集客のペースで見てみると、
レベル1は毎月5名以下程度、
レベル2は広告のある時期のみ10名の反響を獲得できるが、通常月はほんの数名
レベル3は広告のある時期は10名以上の反響獲得、それに加え通常月も一定数反響獲得
となります。

レベル1、2、3と上がっていくにしたがって、生徒募集の総和は増え、安定的に生徒が補充されるため経営も安定します。

このレベル1、2、3を超えて、一部のスクールが進化しているモデルがレベル4になりますが、このモデルは集客用のイベントを上手に活用することで、2の爆発力と3の継続力の良いところを組み合わせた乗数的な効果が得られます。

具体的には春や夏・秋に短期講座やイベントなどの集客目的の商品を用意し、そこに一気に紹介客や新規客を集めることで、通常とは次元の違う集客数を実現できるのです。

あるスポーツ系の教室ではイベント参加者数80名。
ある文化系のカルチャー教室ではイベント参加者数50名といった具合です。

こうしたイベント集客モデルを極めたスクールは、会員数の数字目標が達成できていないケースにおいても、イベントを活用して一気に20名以上の会員数を補充することができます。いわゆる集客の切り札を持った状況で運営が可能になっているのです。

レベル3でも安定したスクール運営は可能ですが、常時の販促策はどうしてもスタッフの息切れもひきおこしてしまいます。そのため集客にもメリハリを取り入れる発想が大切です。
ただ、こうしたイベント集客モデルは、短期間で新規客が多数来訪するため、現場の営業レベルが低い段階では、せっかくの来訪者が入会にはつながりません。
来訪者を確実に入会に結び付けられる現場オペレーションも必要不可欠だとお考えください。

6月、7月の全国縦断セミナーでは、上記のレベル3、レベル4にステップアップするための、具体的な販促ノウハウや成功事例を大公開します。
ぜひ、皆様のスクールの安定集客のためにご活用いただければと思います。

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