スクールにおけるシニア世代の集客活動のポイント

2013年8月28日配信

開催まであと2週間となりました、9月9日に開催される、船井総研におけ
るシニア向けビジネス関連の集大成セミナー=「シニアビジネス2013」
にスクール関連部門の代表として講演しますので、それに関連して前回に
引き続き本日も「シニア」関連の話題です。

シニア向けのスクールビジネスの集客を行うときに、「シニア=新聞購読層」
ということで新聞折り込みチラシを活用するケースが多いのですが、実は
こうした新聞折り込みチラシの効果にはクセがあります。

全世代のシニア層に共通していえることですが、この世代は「不足していて
困っていること」が特にありません。つまり現在のライフスタイルに大きな
不足を感じておらず、「あ〜こんな施設あったらないいな!」と渇望してい
ることがないため、よほどの魅力的な商材でなければ、「折り込みチラシ
配布=即反響」といった結果にならないのです。
どうしても折り込みチラシは即効性のある反響を求めてしまいがちですが、
スクールビジネスとシニア層の特性上、どうしてもチラシからの即効的な
反響は期待しにくいのです。

もし即効性のある反響を期待するのであれば、本当にシニア層が渇望して
いたような「ニーズにピッタリ!」の講座を用意しなければなりません。
しかし、どうしてもニーズを細分化したピッタリ講座はニッチになってし
まうため、多くの反響が得られないという矛盾も生まれてしまうのです。

つまり、シニア層の新規獲得のためのには、
「各々のニーズにピッタリ合うようなニッチな講座を用意する」か
「数ヶ月がかりでその講座の魅力を伝えていき、気長に来訪を待つ」かの
どちらかしかないのです。
前者で考えると講座の品揃えや提案力がカギになります。
また後者で考えると、ローコストで常にシニア層の目に触れるような販促
策が重要になります。

この両方を兼ねそろえたモデルが、近年成長をしていた(株)カルチャーや
ジュージヤなどのショッピングセンター立地のカルチャーセンターだと
いえます。

多種多様な品揃えを用意し、またショッピングセンターの様々なスペース
でショーウインドウによって講座の魅力を訴求する手法は、まさにシニア
層の獲得のためのポイントを抑えているといえます。

上記のようなシニア世代獲得のためのポイントやビジネスモデルが学べる
セミナーはコチラ!
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/313213.html?mm=1308

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