これから10年の経済環境の変化のイメージができていますか?

2011年1月19日配信

カテゴリ:
経営戦略 時流

皆様は自社のスクール経営の「10年後」をイメージできていますでしょうか?
また、そのイメージ=経営計画は単なる自社の独自目標に留まらず、今後の経済環境や人口動向も反映させることができていますでしょうか?

私がスクール業界のコンサルタントとして仕事をするようになって、10年が経過しています。この10年間でスクール業界の各分野の動向も大きく変動しています。
数年前は一大勢力だった大手企業が倒産。
数年前は単なる弱小企業・変り種企業だったスクールが全国展開する規模に。
わずか3年で多店舗展開を続けたスクールが、ブームの終息とともに経営破綻。

また私の身の回りでも、
開業相談をいただいたスクールが今では日本で屈指の生徒数に。
始めてお会いしたときは経営破綻寸前だったスクールが今では過去最高益に。
などなど、ほんの10年で驚くほど業界の勢力図は変化しています。

本メルマガをお読みの皆様が、ぜひとも10年後は現状よりも「良い方向」に変化・成長できるようにお祈りしております。

さて、10年後の安定経営のために、皆様は今後の日本経済の変化について把握しておかなければいけません。10年後も安定して経営をしていくために、皆様に知っておいていただきたいのは、今後の日本の人口推移(年齢分布)と、国民の可処分所得の推移についてです。

少し調べていただければ、おわかりになるかと思いますが、日本の総人口は今後減少していきます。減少幅が少なくなったとしても、それは単純に高齢者が増えていくことになります。

実は現在のスクール経営を支えているのは、ボリュームゾーンになっている、

「団塊の世代」と「団塊ジュニアの世代」です。

30代の団塊ジュニアが、自身のために資格スクールやカルチャースクールなどを利用する他、家庭を持った場合、この世代の子ども達が子ども向けスクールに通ってくれています。また団塊の世代も、「孫のため」に教育費など一部の生活費を負担してくれていますので、現在は子ども向けのスクールは比較的業績が好調になります。

このように団塊の世代と団塊ジュニアの世代という2大ボリュームゾーンが、最近数年間のスクールの各分野に好影響を与えていたわけです。

しかし、これから10年はそれぞれの世代も加齢をすることになり、カルチャースクールや資格スクールのメインターゲットとなる、これからの若年世代はドンドン人数が減っていくことになります。さらにこの世代は給与デフレの時代で、可処分所得が少ないため、スクール通学の費用を負担することも難しくなる可能性があります。

また、子ども向けスクールにおいても、団塊ジュニアの子ども世代の後は、さらに少子化が加速していきます。また今後は「子どもに習い事をさせるお金がない」世帯も増えてくるでしょう。

このように今後の日本の人口動向を考えると、現状よりも「はるかに厳しい時代」が訪れることがわかります。ターゲット人口が減少していくわけですから、現在と同じ経営戦略を続けていては、10年後まで安定経営を続けていくことは非常に困難になるといっても過言ではないでしょう。

そのため、今から未来戦略を築いていかなければ手遅れになってしまうのです。

上記のような「今後の時流」に立ち向かうための、未来戦略をお伝えするセミナーを3種ご用意しております。皆様の業種・業態に合わせてお選びいただければと思います。
きっと、皆様の理想の10年後をつくるための経営戦略と具体的な明日からの施策が見えてくるはずです。

1.2011年子ども向けスクール経営戦略セミナー
http://school-keiei.com/seminar/311154.htm
(子ども向けスクール・学習塾さま向け)

2.スクール向け2011年経営戦略セミナー(A:月謝制スクール向け)
http://school-keiei.com/seminar/pdf/2011keieisenryakuseminar_a.pdf

3.スクール向け2011年経営戦略セミナー(B:資格系・手に職系スクール向け)
http://school-keiei.com/seminar/pdf/2011keieisenryakuseminar_b.pdf
(英会話やパソコン、ビューティー系資格など、資格講座系スクール向け)

1の子ども向けスクールセミナーは、文字通り「子ども向けスクール」企業様向けです。
2011年、子ども向けスクール業界がどのように動いていくのか?
今後の企業成長のために必要なことは何なのか?
また、近年の子供向けスクールの業績アップのために必要なマーケティングテクニックなどをお伝えします。

2、3の毎年恒例の経営戦略セミナーですが、
こちらは今回は「月謝・趣味系スクール向けのAセミナー」と「資格・手に職系スクール向けのBセミナー」の2種類に分けて開催いたします。

Aセミナーでは今後のスクール業界における大きなチャンスである
「シニア層」の獲得や最新のマーケティング手法についてご紹介いたします。

Bセミナーでは人口減によって市場が縮小していく業界の中で、新たなビジネスの活路となる「ネット戦略」について主にご紹介させていただきます。
インターネット関連の強化をお考えの企業様にとっては、必見の内容です!

特にBセミナーは開催まであと3週間になっておりますのでご注意ください!

このメルマガでは詳細な情報はお伝えできませんので、詳しくは、スクール経営.com をご覧いただければと思います。

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