これからのダンス教室・ダンススタジオ経営の成功法則

2015年7月15日配信

ここ数年のスクール業界で急成長を見せた市場のひとつが「ダンス教室・ダンススタジオ」業界です。(ここで言うダンスとは社交ダンスではなく、ヒップホップなどのダンスです)

エグザイルなどのアーティスト集団が市場を牽引し、幼児向けから中高生までの参加人口が上昇。さらにはダンスの体育の授業カリキュラムへの導入などの話題も追い風となって、スクール業界においてプチバブルという状況が生まれました。
当然のことながら、ダンス教室のフランチャイズシステムなども生まれました。

しかし、ここまで成長を見せてきたダンス教室・ダンススタジオ業界も、大きな曲がり角を迎えつつあります。 全国的に新規生徒の反響は減少傾向であり、徐々に生徒集めに苦戦するダンス教室が生まれつつあります。

これはライフサイクルにおける成熟期特有の以下の原因が考えられます。

1)新規参入企業が増えすぎて競争環境が激化してしまった
2)比較的ローコストで独立開業が可能で、講師の独立などが起こり始めた
3)ダンス講師の独立や離職が目立ち、生徒の定着率が低下傾向
4)既存の生徒は長続きしても、幼児層の流入が少なく、卒業退会が増加

また、どれだけ学校の授業でダンスが取り入れられたとしても、あくまで授業のほんの一部ですから、それだけでは人口参加率の上昇に限界があったのも事実です。
また、世の中全体から「ダンスブーム」そのものが沈静化しているのも大きな原因です。

以上のように様々な原因で、ダンス教室経営はこれまでとは比較にならないほど困難な時代を迎えようとしています。

こうしたライフサイクルの転換期以降では、従来の経営手法に固執するのではなく、新たな客層や新たな商材の取り込みにチャレンジして行く必要があります。

具体的には「ダンスニーズ」以外の幼児・子ども向けの商材を追加することによる、客数の維持。社会人シニア向け講座の付加・レンタルスタジオなどを運営することによる坪効率のアップなどなど。

上記は、本当に苦しくなってから準備していては手遅れになってしまいます。
比較的余力があるウチに「次の一手」を準備しておくことが大切です。

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