この春、新規集客が大成功している教室と大不振の教室の二極化

2014年4月15日配信

今年の3月までの春戦線の全国の学習塾・スクール業界の動向は、平年並みの様子でした。
業種業態で特に好調だったのは、子ども向けのダンス関連、また英会話関連などです。
また地域によっては個別指導塾が比較的順調なようです。

特に英会話教室に関しては、春の月々の反響が10~20件程度あることが多く、客層も幼児・小学生だけでなく、中高生や大学生、社会人の反響も動いており、英会話ニーズの高まりを感じる状況です。

しかし、上記のような業界全体の動向に関しては、あくまで「平均」であり、実際のスクール・学習塾経営の現場では、ハッキリと二極化が進んでしまっています。
つまり、地域内・市場内から価値を認められていないスクールや学習塾、また適正な努力をせずに新聞折り込みチラシなどの販促策に依存している企業は、今年の春は全く外部生の動きがなく、新規集客に苦労しています。
一方で、顧客から支持され、地域内で評判のスクール・学習塾においては、大々的な販促活動をしなくても自然とクチコミでお客様が集まることも多いですし、的確な販促ミックスを行うことで、さらに反響数を増やしています。

このように最近のスクール・学習塾業界においては、「適切な経営努力をしているか否か」によって、業績が大きく分かれてしまうのが特徴です。
前述した市場全体がブームといえる英会話教室においても、良質なカリキュラムや商材を提供している英会話教室は生徒数を100名~200名確保し春の集客も大成功している一方で、消費者から魅力的ではない英会話教室においては、生徒数がたったの2、30名、新規集客もほとんど集まらないという惨状です。 一見同じ「英会話教室」でもここまで格差が開いてしまっているのです。

今年のように、「適切な努力をしていれば業績が上がる」時期というのは、自社のこれまでの取り組みが正しいかどうかを判断する絶好の機会だといえます。
思ったような成果が上がらないのは、どこかで努力の方向性が間違っている可能性があります。

ぜひ、この春の顧客の動きを見ながら、自社の取り組みをチェックしてみてはいかがでしょうか?

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