お隣の業界動向やモデル企業を知っておくと宝が見つかる
私はスクール業界がもっと発展していくために必要だと思っていることは
「もっとスクール業界の方々が他業界・他分野のことに興味を持ち知識を
持つこと」
だと考えています。
スクール業界の経営者様や従業員の方々の多くは「職人気質」であり、当該
分野に誠実に向き合っている方が多いのが特徴です。これはこれで素晴らし
いことなのですが、いざビジネスの観点で考えると問題が多いのも事実なの
です。
魚屋が魚屋同士の競争をしている間に、同じ消費者をターゲットとしている
大手ショッピングセンターが出てきてしまうのが現代の日本の競争環境です。
スクール経営においても、狭い範囲ではなくより広い範囲に視野を広げる必
要があります。
実際にスクール業界で企業を成長させたり、業界のリーディングカンパニー
で活躍している企業の経営者様は皆さん驚くほど他のスクール分野や他業界
の情報に驚くほど詳しかったりします。今やそろばん教室業界でリーディン
グカンパニーとなった?潟Cシドの創業者である石戸会長も、そろばん教室の
活性化のために、大手メーカーの事例やスポーツの世界のイメージコント
ロール法を活用していたくらいです。
ユザワヤ・ジュージヤ・ABCクッキングスタジオ
島村楽器・GABA・東進衛星予備校
皆さんはこれらのスクールや塾の特徴についてどれだけご存知でしょうか?
もし、上記の存在をご存知でないのであれば、スクール業界で経営していく
のには決定的に勉強不足だといえます。
いずれの企業も、その分野では非常に優れた経営手法により大きな飛躍を遂
げた存在であり、他分野にとっても学べる経営ノウハウがたくさん隠れてい
ます。まさにノウハウの宝庫といえます。
「自業界の常識は他業界の非常識」
「他業界のモデル企業から自業界のイノベーションが生まれる」これが経営
の真理だといえます。
このメルマガ内で「SBNEWS」という業界情報のコーナーをつくったの
も、また今回のセミナーで各業界動向とモデル企業の講座をご用意したのも、
上記のようにスクール業界の伸びる企業を目指していただくために、より幅
広い視点や情報を知っていただきたいからなのです。
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