あなたのスクールが支持されている理由は?

2012年9月11日配信

「諸行無常、はじまる」
視聴率では苦戦しているNHKの大河ドラマ平清盛のキャッチコピーです。
(諸行無常ははじまるものなのか?という点は置いておいてくださいね…)

諸行無常・栄枯盛衰は世の常であるというのが平家物語のテーマなのですが、これはそのままビジネスの世界にもあてはまります。
一時的に活況な企業や業界も、ほんの数年で外部環境が変われば、企業の状況も驚くほど激変します。

これはスクールビジネスにおいても同様でして、ほんの数年その業界がブームになり活況であれば、新規のお客様が大量に押し寄せますし、地域内に競合校がない場合も「オンリーワン」ですので、自校にお客様が集まります。しかし、業界のブームが去ったとき、地元に競合校ができたとき、一気に今までの活気は失われていくわけです。

私もスクールのコンサルタントをして10年以上経過しますが、そのような諸行無常を感じさせるケースをたくさん見てきました。

このような流れに飲み込まれないために大切なのは、どれだけ「現在」が好調な時期においても、
「今自分達のスクールが支持されている本当の理由は何か?」を謙虚に考えることでしょう。

業績が好調なときはどうしても「自社独自の力」「自社のビジネスモデルの魅力」などにスポットをあてて、自身の成功を高く評価してしまいがちですが、実際のところ「競合が他にないから」「今はブームだから」といった理由で来られているお客様も多数いらっしゃるのです。(もちろん、目の前のお客様の声からそういったものは聞こえてきませんが)

平家のような道を歩まないためにも、常に
「現在のようなブームが去り、マーケットが縮小したとき自社は大丈夫か?」
「大手企業の競合や個人事業主の競合が近隣にできたときは大丈夫か?」
など未来の環境の変化を想定しつつ、現在の事業の足元を固めておくことが大切です。

競合ができても、ブームが去っても指示され続けるだけの価値を提供できるようになったとき、それが真の「強いスクール=長期安定成長できるスクール」になったということなのです。

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