【3/4】見ている数字と経営指標の量が違う
企業として拡大成長を続けることができるスクールと、生徒数・売上共に横
ばいで成長できないスクール。
さらには安定成長を続け経営基盤が安定しているスクールと、単純に拠点拡
大を続けたあと経営破綻をしてしまうスクールとの最大の違いの一つ目は
「把握している経営数字・経営指標の領域」が全く異なるという点でしょう。
まず貸借対照表や損益計算書などに表示されているような、経営の基本とな
る経営指標を把握することは前提ですが、多くのスクールにおいては、日常
の経営の中で管理されている数字指標が「生徒数」「入会者数」「来校者数」
「退会者数」「売上」「広告宣伝費」など、スクール経営の基本となる数字
までしか把握していないケースが多いようです。
しかし、船井総研に経営相談、コンサルティングを依頼された企業様が一様
に驚くことですが、私どものコンサルティング先、スクール繁盛企業におい
ては、膨大な種類の経営指標を把握しています。その把握すべき経営指標の
種類の多さに「ここまでやらないといけませんか…」と感心される方も多い
くらいです。
このように多くの経営指標を把握するのは単なる数値分析のためではなく、
安定した経営をしていくために必要なデータだからです。
例えば12月2日のセミナーでお話したいただく?潟Cシドの石戸珠算学園に
おいては、上記のような経営指標に加えて、「自社サイトのアクセス数」
「反響の媒体別推移」「クチコミ紹介率」「拠点別の生徒の平均在籍期間」
「各拠点別の在籍数の年次分布ポイント)」「各級別・各学年別の進級期間」
など、様々な経営指標を回収しています。
単なるマーケティング面の指標だけではなく、生徒や保護者の満足度に直結
するような「教務・マネジメント面」の数字指標、さらには自社の各拠点の
潜在マーケットや成長可能性を把握するための数字指標を常に把握し続けて
いるのです。
こうした「日常で経営者・管理職が見ている・把握している数字の違い」が
会社としての成長力の差につながっていることは間違いありません。
★スクールの安定成長のためには一体どんな経営指標を把握しておくべきな
のか?
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