【2025年6月開催・デンマーク・ドイツ視察の見どころ】日本と比較して、働く時間は2割少なく、生産性は1.5倍~2倍高いデンマークやドイツ企業から学ぶ
「世界で1番労働時間が短いドイツ、2番目に短いデンマーク、しかし日本の1.5~2倍高い生産性」
弊社の海外視察では、欧州は2018年以来となります。ドイツは過去2回訪問しており、今回で3回目です。デンマークは初めての本視察での訪問となります。今回の視察を企画する際に、私たちが着目したのは、両国の働く時間と生産性です。
OECDの発表する年間の労働時間では、2023年のデータでは1番労働時間が短いのはドイツ、2位はデンマークです。しかし、IMFが発表する人口1人あたりのGDPでは、ドイツは日本の1.5倍、デンマークは2倍も高い状況です。何がこのような違いを生み出しているのでしょうか。
ドイツ:日本と似たものづくりが中心の産業、強い中小企業が国の経済を牽引
ドイツの人口は日本の2/3程度にも関わらず2024年にはGDPで日本を抜いた世界第3位の経済大国です。日本と同様にものづくりが産業の中心で特に自動車産業は、フォルクスワーゲン、BMW、メルセデスベンツ、Audiが代表されるように非常に盛んな国です。また、企業数の99.7%が中小企業であり、ドイツ人は自らの国を「中小企業の国」と呼びます。とりわけ、特定のニッチ分野で世界シェアを担う中小企業を「隠れたチャンピオン企業」と呼び、その企業数が他国と比較して圧倒的に多くドイツ経済を牽引しています。
今回の視察では、ドイツ南部に位置するミュンヘンを訪問します。ミュンヘンがあるバイエルン州はドイツ国内総生産(GDP)の約2割を占める一大産業集積地です。また、近年では、AppleやGoogleなどの大手IT企業が次々と大規模拠点を設立し、ミュンヘンはシリコンバレー化していると言われています。
そこで、大手企業、隠れたチャンピオン企業、スタートアップ企業、大学などを訪問し様々な点から、日本で活かせる今後の経営のヒントを学びに行きます。
デンマーク:世界競争力2年連続No1、幸福度調査でトップ3常連国
北欧の小国と呼ばれるデンマークは、世界競争力2年連続No1、幸福度調査でトップ3常連国であり、近年非常に注目されている国です。面積は日本の九州と同じくらいで、北欧の中で1番小さく、人口は日本の1/20の600万人ほどの国です。デンマークはデジタル先進国であり、デジタル競争力ランキングではトップ3の常連の国です。また国際競争力ランキングでは2年連続No1となりました。その要因としては、状況変化に対する企業の迅速な対応力、モチベーションが高い社員、高度なDX化であると言われており、「デンマーク人は、時代のニーズを読み取って変化する力を持っている」と言われています。また、デンマークはドイツと同様に中小企業の割合が多いですが、デンマークは特に企業の98.5%は従業員50人未満の小企業というデータが代表されるように、規模の小さい企業がほとんどです。
一方でデンマーク人は午後4時には退社して、家族との時間を大切にしているという幸福度が世界トップクラスで高いという面も持ち合わせた企業です。
今回の視察では、デンマークの首都のコペンハーゲンとデンマークを代表する企業のLEGOの本社があるビルンを訪問します。そこで、国際競争力と幸福度がどちらも高い経営から、日本で活かせる今後の経営のヒントを学びに行きます。
驚きのサステナグロースカンパニー海外視察セミナー@デンマーク・ドイツ

●期間:2025年5月31日(土)~ 6月8日(日)<8日間>
●訪問都市: コペンハーゲン・ミュンヘン
●テーマ:高い生産性を誇り・働く時間は短いデンマーク・ドイツから学ぶ収益向上の秘訣と企業として在り方
●募集人数:100名
●主な視察企業:BMW、Audi、LEGO、Novo Nordisk、Bjarke Ingels Group、Start2、Bird & Birdなど
●参加費
①会員企業様 早割価格:150万円(税込) 通常価格:160万円(税込)
②一般企業様 早割価格:155万円(税込) 通常価格:165万円(税込)
※参加費には、航空券、ホテル、バス(現地移動費)などが含まれます。
※早割価格は2月末申し込み分まで
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