【音楽教室経営】2025年春募集、まだまだ間に合います
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の伊藤でございます。
いよいよ年度末です。
皆さまの音楽教室の集客状況はいかがでしょうか?
2月までの募集実績が、昨年を「下回っている」という法人様が多くいらっしゃるのではないかと思います。
・昨年と同じことをしているのになぜ集まらないのか?
・他の教室の募集状況はどうなのか?
本日のメルマガでは、上記に関する内容をお伝えできればと思います。
2月末時点の春募集実績は昨対7~9割の音楽教室が多数?
多くの音楽教室の法人からお話を伺っていると、
今年は昨年の7~9割の反響(体験レッスン申込)で推移している法人が多数なのではないかと思います。
反響数に関しては、音楽教室だけではなく、学習塾やその他の習い事スクールも、2月中旬頃までは似た状況の所が多かった印象でした。
しかし、上記業態に関しては、2月末から現在にかけて「回復」に向かっている傾向であり、一方で音楽教室に関しては、いまだ「反響減」の状況から抜け出せていない教室が多数です。
音楽教室の反響が減り続けている3つの外的要因
反響・入会が減り続けている音楽教室の「外部環境」について、整理させていただけたらと思います。
①2024年はついに出生数70万人割れ。想定をはるかに上回るスピードで加速する少子化と、それに伴う市場の縮小
2024年の出生数が68.5万人と、前年比5.8%減となる見通しです。
日本における出生数の減少率が明らかに大きく加速したのは2016年以降ですが、2016年から2023年の平均減少率は4.0%。足元の減勢は極めて強い状況にあり、今後ますます拍車がかかることも予測されます。
深刻化する少子化、それに伴い習い事ビジネスにおける生き残り競争もますます激しくなってきております。
市場が縮小する一方で、激化する競合環境。このままの延長では、この衰退期を生き残ることは難しいのが現状です。
②下がり続ける実質賃金。それにより、楽器の購入率および購入額が低下
各家庭に押し寄せる不景気の波が、楽器ビジネスにもダメージを与えています。
実質賃金については、2022年4月から2024年4月まで25カ月連続でマイナス。一時的にプラスに転じましたが、その後再びマイナスに戻り、2024年11月時点で4カ月連続のマイナスとなっています。
例えば2023年の実質賃金は、昨年対比-2.5%。一般的な家庭(世帯年収500~600万円)の場合、物品の購入に使える金額は、月1.5万円~2万円程度減っているということが言えます。
このように不景気の影響が大きく、各家庭で楽器を購入する機会、そして購入する楽器の額も下がってきています。
何の楽器をどのように売るか?という戦略の見直し、また教室収入の重要性もさらに高まっています。
③50年後の生産年齢人口は現在の約60%か?激減する労働人口と、上がり続ける最低賃金の影響により、さらに難化する採用
生産年齢人口が5年ごとに約5%ずつ減少しています。また団塊のジュニア世代が65歳を迎える2040年には、生産年齢人口は6,213万人になると言われています(2020年時点で7,509万人)。
働き手が激減し続けている現状、またそれを受けた大手企業中心に賃上げをしていることにより、中小企業の採用シーンにおいては超売り手市場となっています。
昔と比べ、優秀な人材を採用、そして定着させづらくなってきていることで、生徒の入会率低下、退会率アップに影響しています。
昭和・平成時代は、大手音楽教室企業が中心となり、音楽教育ブームを牽引していましたが、およそ10~20年の間で「楽器を買う」「音楽教室に通う」人口が劇的に減少し、それに付随するさまざまな問題により、音楽教室の経営は複雑化・難化しています。
明らかに「衰退期」を迎えた音楽教室。他の企業は、リアルに何に悩んでいる?
募集状況が芳しくないのは、自社だけではありません。
よくご相談でいただく、経営者や現場のリアルな声としては、例えば以下の通りです。
・近隣の園が次々と閉園しており、幼児を中心に問い合わせが激減している
・体験レッスン受講後の即日入会が減ってきている
・WebマーケやSNS等、やることはやっているはずなのに反響に変化がない
・幼児・小学生の募集には限界を感じており、大人の募集に力を入れたい
・体験申込み獲得単価が3万円以上かかっている
・教室やスタッフの能力によって、入会率や在籍数に大きな差が生まれている
・土曜利用ニーズが高く、平日のレッスンが埋まらない
・慢性的に講師やスタッフが足りておらず、新しい施策を進められる環境ではない
・生徒募集を強化するだけでは限界があり、中長期的にビジネスモデルを見直したい
皆さまの教室や法人も、近いお悩みをお持ちなのではないでしょうか?
自社の音楽教室の生徒募集が不調の理由①
音楽教室の生徒募集が「不調」の理由は、いくつかの可能性が考えられます。
その一部をお伝えいたします。
①販促計画の見通しが甘い・投資先が間違っている
「いくらの販促費をかけると、何件の反響が見込めて、そこから何%が入会に繋がるのか」といった、販促計画における見込みが十分でない可能性が非常に高いです。
また上記の反響単価(1件の反響/入会を獲得するのに、いくらの販促費をかけるべきか)の試算が、実績データや事例に基いていない「感覚」ベースになっているケースもしばしば見受けられます。
獲得競争が激しい今、上記の数値は”必ず”抑えるべきであり、また「販路別(ポスティング/リスティング広告/SNS広告 等)」で管理できていると、費用対効果が高い投資先が明らかになるため、こちらを実践できていない企業様は、ぜひ今すぐに着手いただけたらと思います。
自社の音楽教室の生徒募集が不調の理由②
②自社が「選ばれる」理由が明確でない(差別化できていない)
数十年前(地域によっては数年前)までは、特に何もしなくても体験申込みが一定数入ってくるような教室が多数存在していました。
クチコミや紹介が定着していた可能性も十分考えられますが、多くは外的要因(流行っていたから。音楽を習わせる経済的余裕があったから 等)に起因します。
市場が縮小している一方、競合は昔と比べて増えています。
・生徒の獲得競争が熾烈
・実質賃金が低下している(教育費が限られている)
つまり、家庭の経済状況におけるリソースが限られている中で、「あのスクールに通いたい」という明確な動機が生まれない限りは、選ばれることは困難であるということです。
自社の商品とその魅せ方が、自社のターゲットが習い事スクールに求めていること合致しているかどうか、今一度整理していただけたらと思います。
自社の音楽教室の生徒募集が不調の理由③
③販促・営業活動をやり切れていない
反響自体が多くない今、せっかく獲得した顧客はなるべく100%に近い確率で入会していただきたいところですが、現場の営業が雑になってしまっているケースをよく拝見します。
・希望の曜日が埋まっていた
・他のスクールを見てから考える
・一度持ち帰って旦那と相談する
等の「見送り文句」を素直に受け入れてはいませんか?
仕方なく見送りになっている案件を、放置してしまってはいませんか?
そもそも昔と違って、体験レッスンに来られる保護者は、「入会前の最終確認」よりも「比較・検討」フェーズの方が圧倒的に多い中で、適切な声掛けはできていますか?
販促や営業における手法を適正化(時流適応)させた上で、きちんと「やり切らせる」マネジメントも、あわせて重要です。
まだまだ間に合う! 1~2カ月で出来る春募集対策とは?

▼このような経営者様におすすめです
・5~10年間で新規問合せ数・生徒数が1割以上減っている音楽教室様
・体験レッスンからの入会率が70%を切っている音楽教室企業様
・「人気教室だけが生徒が増える」という属人的な状況を打破して、全社的に生徒数を増やしたいと考えている経営者様
・現在WEBマーケティングやSNS活用に力を入れているが、思うように成果が出ないと悩んでいる経営者様
・生徒募集を強化するだけでは限界があり、中長期的な経営計画の見直しが必要だと危機感を持たれている経営者様
▼開催概要
・日時:①3月31日(月)10:00~12:00
②3月31日(月)13:00~15:00
③4月7日(月)10:00~12:00
④4月7日(月)13:00~15:00
・開催形式:オンライン
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