『成長戦略』能力不足の人間の抜擢は◎任せた後育成or降格できなければ組織は壊れる

2013年4月8日配信

企業を成長させていく過程では「能力・経験は不足しているけど今後の成長に期待して」管理職に抜擢する人材配置が行われていきます。
生まれつきの管理職や責任者は存在しませんので、上記のような「能力不足の人材の抜擢」は必然だといえます。だからこそ「役職が人を育てる」という言葉があるわけです。「ウチの会社は人材がいないから管理職を任せられない」というのは、矛盾しているわけですね。

企業が成長する過程で上記のように人材の成長を期待して抜擢を行うのは普通です。管理職の抜擢というのは、現時点の能力ではなく、成長性や本人の意欲によって行うべきといえます。
ここで注意しなければいけないのは、能力不足の人材を管理職・責任者に置くわけですから、本人の能力やスキルが役職に耐えうるようにサポート&フォローをする必要があるということです。放置しておいても勝手に育つのは10%程度であって、通常は配属後の適切なサポートがなければ「能力不足」のまま終わってしまいます。
そのため管理職に抜擢した後、研修やサポートを行うのは必要不可欠だといえます。

しかし、時には会社が適切なフォローやサポートをしているにも関わらず、管理職としての能力が身についていかない、結果が出せない人材が存在します。中にはストレスで精神的に病んでしまうタイプも存在します。
こうした「管理職として不適切」な人材が発覚した場合、本人のため、会社のために速やかに配置換えや降格などを行う必要があります。

そのまま放置して人情で能力不足の人間を管理職においておくと弊害が大きすぎるからです。
【主な弊害】
・本人の「仕事やっている感」と待遇のギャップで不満が生まれやすい
・部下を育てられないので人材が育たない
・優秀な下の人材が上司の無能さを見て仕事&会社をなめはじめる
・責任を果たしていない見本がいることで数字責任や役割責任などが形骸化してしまう…

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