『パソコンS』業界の常識は世間の「非常識」パソコン教室業界の非常識を知ろう

2022年2月8日配信

どの業界にも当てはまることですが、ある業界を維持するための「業界の常識」は他業界にとっての非常識、一般の消費者の大多数にとっての非常識だったりします。(例:フィットネスクラブ業界は、会員でありながらあまり通わない・通えない消費者が一定比率存在することで成り立っている など。こういった業界の常識は一般消費者からしたら許しがたいものでもあるわけです)
そこで今回は「パソコン教室業界の常識であり世間の方々からの非常識」について触れておきたいと思います。

1.本屋で買うと約1000円~2000円のテキストがスクール内では3000円以上する
一部のパソコン教室で使用されているテキストは、テキストのデザイン・内容などが市販の書籍に比べて明らかに劣っているにもかかわらず、価格が1.5倍~2倍になっています。
シニアの方はこれで騙せても、ある程度常識相場を知っている方は、さすがに気づきます…。
市販のウーロン茶は120円で通えるのに、あるお店では1杯1000円…。これを世間ではボッタクリといいます
2.パソコン教室業界で一部の企業様にとって人気のフレーズ「●回聞かれても●回笑顔で…」というキャッチコピーの違和感
上記のキャッチコピーを使っているスクール様の多くは「シニアのお客様がこのフレーズを見て気になったと言う」という一見もっともらしいお客様の声を信じて使い続けています。
しかし、このお客様の声が問題で目の前に来ているお客様は確かにそうかもしれませんが、別の客層のお客様からは白い目で見られていることを失念しています。
実際に50代以下の世間の多くの方々は「あんな表現しているスクールにはまずいきたいとは思わないよね」と笑っているのが現実です。そのコピーを打ち出している方には直接言わないでしょうが…。
例をあげてみると、「月々1000円の積み立てで1億円ためられます!」という投資広告があったとします。多くの方からすると「胡散臭い」ですが、実際に来店されるお客様は「あの広告を見てきました」というコメントを出します。そのコメントに惹かれたお客様の声を信じていては、最後は多くのお客様を失うことになってしまうのです。ちなみに上記のコピーを入会時に訴えるお客様心理は「私は物覚えがわるいけど、丁寧にフォローしてくださいね」という牽制をしているだけで、実際は別のキャッチコピーや他のメッセージでも十分にお客様は来られます。
3.ワードばかりを強要する
パソコン教室業界は昔から「ワード」偏重でテキストをつくってきました。確かにタイピングは大切ですが、何から何までワードを使おうとするのは、現実のパソコンの進化に反しています。…

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