「感情労働」要素が増してきた近年のスクール業界における採用の注意点
前項で触れた「感情労働」という考え方。
一般的な感情労働の定義では、かなりストレスがかかる領域の例えになっており、スクール業界は含まれません。しかし、近年スクール業界は全般的に感情労働のニュアンスが濃くなってきているように思います。
特に顧客の選別(入会制限・入室テストや強制退会など)を行わないようなスクールの場合はその傾向が顕著です。
ある意味、スクール業界の人材採用において重要なのは「頭脳」が良いかどうかよりも「感情を適切にコントロールできるかどうか」だといえます。
まさに感情労働の要素が増しているわけです。
多種多様な生徒さんに対して好き嫌いなく接することができるか
相手の悩み相談を受けても過度に巻き込まれず冷静に対応できるか
理不尽な要求に対しても適切な対応ができるか
過剰なストレスがかかる状況でもキレることなく平静さを維持できるか
辛いことがあったとしても笑顔を維持して接客ができるか
などなど…
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