「子供向けスクール」における夏戦線

2013年7月30日配信

基本的にスクール業においては、8月、12月が主に「苦戦月」になります。いずれの月も「暑い」「寒い」時期であり、さらには季節のイベントが多く、多忙になる人が多い、また翌月の9月1月が季節の節目、年の節目として何かを始めやすい時期であるため、8月12月にスクール開始を見送る人が多いことが理由です。
さらに悪いことに、8月12月は上記の理由で既存会員さまの休会も生まれやすく、月謝収入が減少するケースも少なくありません。

このように新規集客面、月謝売上面、双方から苦戦しやすいのが8月という月になります。

しかし、各業界の様々な事例や取り組みを見ていると、この一見苦戦しやすい8月を逆にチャンスにして業績を上げている事例があります。ここでは夏休みに入っている「子供向け」のスクール業にスポットをあてて主な取り組みを取り上げてみましょう。

・学習塾業界の夏期講習のような「夏期講習」「短期講習」
→保護者の「学校がないかわりにどこかで学ばせたい」ニーズを獲得

・夏祭りなどの「夏ならではのイベント」開催
→子供達にとって時間が豊富にある月であるため、イベント参加率が上がり
やすく、また友達紹介も生まれやすい

・合宿や自然体験教室などお泊りや外出系のイベントが可能

・「夏休みの宿題サポート(自由研究など)」などの集客商品の発生
→子供向けスクールにおける集客効果の高い商品がこの「宿題サポート」です

・日中から公園などで遊ぶ子供が増えるため公園での集客活動が効果的!

このように実は「夏だから」こそ、効果が発揮される企画も豊富にあります。業績を上げているスクールの多くは、夏だからこそ企画を上手に活用しているのです。

むしろ、スクール企業において問題となるのは、企業側・運営側の「夏だから…」を言い訳にした消極的な姿勢だといえます。その消極的な心理状態が、集客においてもマイナスの効果を生んでしますのです。

皆様のスクールおかれましては、ぜひこの夏を「夏だから!」というプラス発想でのぞんでいただけたらと思います。

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