2022年2月8日配信

私自身、常に反省しないといけないことでもあり、日々注意していることですが、
「コンサルティングの中で、なるべく横文字は使わず、わかりにくい表現を使わないこと」
を私は信条としています。なるべく経営についての意思決定がシンプルにできるように、どれだけ難しいことや複雑なことも「簡単に」「わかりやすく」お伝えするようにしています(例え話がプロ野球になる比率が高いのは不評かもしれませんが…)。
しかし、外資系のコンサルティング会社や他のイケイケのベンチャー会社だと、全く逆の方向性であることを実感します。とにかく「横文字」を使いたがる(消費者はカスタマー、調査はリサーチ、経営資源はリソースなど)。英文字略称を好む(CEO、CS、CRM、ROIやKPIなど)。あえて話を複雑化してややこしい表現を駆使するなどなど…。ルー大柴さんのように滑稽なときも多いです。
上記のような表現をメールや会議などで駆使することで「知的」「コンサルタントらしい」雰囲気が出るので、そういう意味では効果があると思います。
この雰囲気に影響された成長中の企業様の中には、社員も積極的にそういった「それっぽい」表現を使うようになり、自分達が「一流企業になった」雰囲気に酔っているケースさえあります。
ハッキリ言いますが、上記のような「知的っぽい」表現を駆使しているのは、ごく一部の演出過剰企業やIT企業、ベンチャー企業であり、普通の一流企業や実力ある企業、成長中の企業では、それほど上記のような表現は使われていません。なぜなら社内コミュニケーションをしていく中で「わかりにくくなる」「コミュニケーションに無駄な説明が増える」からです。

上記のような「インテリジェンスな雰囲気」を醸し出す企業の内部事情としては、
「簡単なことでも難しく回りくどい説明がつくようになり会議が長くなる」
「メールの文章も回りくどい説明が多く長く読みづらい」
「その単語の意味なんでしたっけ?的な会話がしばしば行われ無駄な時間が生まれる」
など、様々な弊害が生まれています。こうした雰囲気に酔っている企業やコンサルタントは、会議やMTGをしたり解説をしたり、自分を立派に見せることが仕事の目的になってしまっているように思います。「小さな犬ほどよくほえる」みたいなものかもしれません。

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