3拠点以上の拠点展開のときに注意すべきこと(前編)

2022年2月8日配信

企業の成長を考えていく上での「拠点数と活性化策のあり方」について、レポート2つにわたってお伝えしたいと思います。

3歳児と10歳児で教育方法を変える必要があるように、企業においても拠点数によって「あるべき」活性化策が異なります。しかし、この原則に気づかずに複数拠点のマネジメントを行って、思うように成果が上げられない企業が多いのも事実です。

◆1~3拠点の黎明期(および成長期の業界・地域一番校という有利な立場の企業)
1~3拠点の時期や自社が有利な環境におかれている状況においては、業績のアップは「広告や販促」の内容の改善、営業トークの改善などをトップダウンで指示することで業績は上がります

◆4拠点以上の成長期における注意点
しかし、4拠点以上になるとトップダウンで全てを把握しきれなくなります。また校舎責任者側も自校舎が4分の1で見られている感覚があるため「油断」や「甘え」が生まれやすくなります。
この状況下でトップダウンで改善指令を出しても、「前向きに実行する校舎」と「それなりに実行している校舎」で二分化してしまい、多くの場合業績の悪い校舎が後者になってしまうため、業績の悪い校舎はなかなか業績が上がらないという状態になります。

◆成長期における「研修」の難しさ
上記のような「実行しない校舎・責任者」が発生した段階では、多くの経営者様は「会社の支持を理解できていないのは責任者の力量が不足しているから」だと考えて、社員達を「研修」に行かせます。
しかし、上述したように実は業績が上がらない、行動していない社員は能力面ではなく「油断」や「甘え」などの、意識面、意志で動いていないわけですから、研修は全く無意味になってしまいます(研修なども聞いていないから。…

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