『組織活性化人材育成』スクール業界で働く人の心得(10)~子供教育の現場にいる社員は自分たちが子供たちの見本にならなければいけない~

2022年2月8日配信

私が学習塾や子供教育の企業における研修の場では、
「自分たちが子供たちに指導していることを、まずは自分たちで実行してください」
「もし子供たちには口で言うだけで、自分は行動しないのであれば教育者失格です」
「子供たちは本能で大人が口だけ言っているのかを感じ取って反応してしまいます」ということを繰り返し言い続
けます。

塾講師の方々にとっての「子供たちに指導しているのに自分は実行しない」ことで多いパターンは、
◆「目標数字を見続けて達成のための努力をしない(志望校合格やテストを子供たちに意識させているの
に・・・)」
◆「会社から与えられた仕事や宿題のみをこなす(子供たちには宿題や授業のみでは足りないと言っているの
に・・・)」
◆「校舎の数字が悪かったときに、言い訳ばかりして改善行動を起こさない(子供たちには点数が悪かったとき
に自己分析と課題を出して行動させるのに・・・)」
◆「自分にはできないと諦めてしまう(子供たちにはもっと上を目指せる可能性がある!と熱弁するのに・・・)」
などなど、挙げればきりがありません・・・。

こんなことが実は多いのが現在の教育業界の現状でしょう。私はコレを打破したいと常々考えています。
学習塾の塾講師は「自分が昔、勉強ができて学歴が高かったから今も教育をしていい」と考えている人がいますが、それはあくまで過去のことであって、社会人として求められるものが違う以上、新しいフィールドにおいて上記のような行動を戒め、自分を律することができてこそ、初めて「良い大人の見本」になれるのでしょうし、だ
からこそ子供たちにも良い影響を与えることができます。

自分は行動していないのに、口では子供たちに自分ができていないことをやらせようとする…。そんなレベルの低い人間に教育者になって欲しいとは思いません。日本の未来をつくる子供たちに悪影響があります。


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